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NPO法人IFE

Report from BENIN

Published on

No. 020
Japan Day 新聞報道

Japan Dayの模様を伝える新聞記事

新聞記事Le Point Au Quotiden 2004年4月15日付け

アフリカの人々とアジアの人々をどのようにして近づけるか、という試みが進行中。
IFE財団の本部で4月12日に開催された「Japan Day」は、ベナン国民と日本国民がその連携をさらに具体的に描き出し、双方が、二つの国の発展の見地から同じ目標に向かって一緒になろうとするものです。

ベナンと日本の文化協力は顕著な側面について示されました。実際にアフリカにおいて初めて「Japan Day」のお祭りがベナンでゾマホン氏が代表を務めるIFE財団の発案で実施されました。この発案はベナンと日本の文化における共通する特色を示すものとなりました。
今回、日本の歴史をその異なる側面について表した様々な本が展示されました。

また、IFE財団の日本語学習者の間での情報交換は、ある程度似通った文化・歴史を持つ二カ国の国民の間の文化の交流を支持するものでした。
IFE財団の代表者の経験の中にも、どのような開発も人々の文化の中にその根っこを持っていなくてはならない、ということがあったのです。
例えばこんな諺があります。
「文化というものは、人が全てを忘れ去った後にもそこに残るような一番大切なものである。」
これを基盤にして、ゾマホン氏は二つの国の国民が一つになって発展を成し遂げられるように、融合した文化の中にあるこの方法を続けていくように主張しているのです。

ベナンにおける日本語教師を使命とする小国氏は、ゾマホン氏の主張を支持して、4月12日の文化交流を強調しました。そこで同氏はアフリカの文化生活とアジア、中でも日本の文化の間の近さを確認し、アフリカの伝統の中で教えられたのと同じように、日本では八百万の神々が水や、木や、山やその他数多くの自然の中に存在するのだという考え方を語りました。
同氏は、IFE財団が一番大事な目標とする、アジアとアフリカの人々がより一層近い関係になることについて、できる限りの協力をする事を表明しました。

何人かの来賓も参加しました。そして、国連計画(UNDP)職員の佐々木女史は、「私は今までアフリカの様々な地域で仕事をしてきましたが、ベナンの人々の温かさは他では見ることができないものでした。」と述べました。

つまり、4月12日の集まりは、その参加者に適切な発展というものは文化無しにはありえないということを納得させるものとなりました。

賢い伝統主義者の言葉に言い換えれば「伝統というものは、アフリカの現代社会が発展するためには重要なものである。もしそれがその本質や力を伝統から発していないのであれば・・・。」

〜以上〜
翻訳:フランス語→英語、英語→日本語 by IFE財団

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