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NPO法人IFE

日本語教師の窓

April 2012 の記事一覧

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お便り 116 - 3月後半

永田先生 編

2012年3月17日(土)テスト週間

テストというものは、教師側としたら作るのが本当に大変ですが、生徒にとっても前々から勉強をしなければならないので、大変です。

が!うちの学生は社会人も多いので、仕事が忙しい時期とテストがかぶったりすると、まぁ1回で合格ラインの60%に達してくれる生徒はわずかです。

私も転職して日本語教師になったものですから、働きながら勉強することは、本当に大変なことだと少しはわかります。でも、そんなにわたしの授業って悪い・・・!?と考えるのもナンセンス!再試で60%とっても、そこまでの実力がともなっていない生徒は、容赦なくクラスを変えて、もう一度同じ文法を学習するように指導しました。果たして、そんな彼らが4月からの変更後のクラスにしっかり登校してきてくれるか、うーん、心配です。

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お便り 115 - 3月前半

笠井先生 編

2012年3月4日(日)ベナン旅行のすすめ

3月1日から今日4日まで、大阪大学の先生方と学生19名がベナンを訪問していました。

皆さんは大学で日本語を専攻していらっしゃいます。日本人なのに大学で日本語を勉強するというのはどういうこと?と思われるかもしれませんが、この日本語専攻の中で、日本や世界中で日本語を教える日本語教師が養成されていくのです。

大阪大学日本語専攻では、毎年世界各国の日本語教育機関を訪問し、現地の日本語学習者と交流するツアーを行っています。今回は私が大阪大学出身であるというご縁で、ベナンを訪問地に選んでくださいました。

1日の到着が深夜ということもあり、実質3日間しか時間がとれない状況でしたが、この3日間で、ダサズメ近郊のイゴホ村、ベテクク村を訪問し、いのうえ小学校では児童達に日本の遊びを紹介してくださいました。さらにウィダでは歴史博物館、奴隷海岸、コトヌーでは西アフリカ最大のダントッパマーケット、そしてたけし日本語学校の生徒との交流と、一般の観光旅行では考えられないほどの過密かつ濃密なツアーとなりました。

総移動距離は500kmを優に越えました。それに加え道路状況は思わしくなく、1日10時間以上バスに揺られた日もありました。時差もある中での長距離移動、疲れないわけがありませんが、それでも村の人々、小学校の児童、たけし日本語学校の生徒との交流の際には、その疲れを微塵も見せず、笑顔で、全力で交流している姿には、感銘を覚えました。

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お便り 114 - 2月後半

永田先生 編

2012年2月21日(火)雨季到来、亀は地道に山頂を目指す

亀最近、雨の日がだんだん増えてきて、「もう乾季も終わるんだな〜」と、気温差はなくとも季節の変わり目を感じ始めている、今日この頃です。

教室の横(軒下?)で飼われている、亀の浦島さん・・・。いったい浦島さんは何歳なのかわかりませんが、たけし日本語学校で迎えるのは、はじめての雨季。まだ、雨が降るたびに浦島さんは怯えております。

そんな彼の浸水対策が、これ(写真参照)。ひっくり返した小さな器の上に登って、首を長〜くするスタイル。夜、雨が降った翌朝は、よくこうしているか、諦めて水の中でプカプカ浮いております。

この写真を撮った直後、浦島さんは案の定恐がって、さっと器の上で頭と手を引っ込めて、ひきこもりました。浦島さんの存在を知っている生徒からは「これ、あげてください。」となんだかよく分からない食べ物を、エサとして頂いたり、気付けば小屋のなかに葉っぱが投入されていたり、どうやら可愛がってくれている生徒もいるみたいなので、みんなのためにも「よっ!」と積極的になってほしい、私の子ども的存在です。

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