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NPO法人IFE

日本語教師の窓

Category "お便り" の記事一覧

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お便り 83 - 10月後半

藤波先生 編

2010年10月16日(土)授業再開

今日から授業再開です。とは言っても、まだ水が完全にひいたわけではないので授業の出席はとらず、授業の内容も復習がメインです。

市川先生と相談して、今タームは基本的には新しい項目を勉強するのではなく、今までの知識を補強する期間として位置づけました。教師も生徒も前に進みたいものですが、いちど立ち止まって、今までの内容を確認するのも大切なことです。授業内容も、普段よりも会話の時間を増やしたり、普段の授業ではなかなか扱えない表現なども教えられたらと思っています。

水は確実に減り続けています。とにかく、授業が再開できたことがうれしいです。

藤波

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お便り 82 - 10月前半

藤波先生 編

2010年10月8日(金)ダントッパ

ダントッパ今日は週に一度の買い物の日です。ジャパンハウス周辺は、洪水の影響で通行止めの状態ですが、たけし日本語学校のスクールバスがならばなんとか水たまりを渡ることができます。というわけで、今日は久々の外出をしてきました。

市川先生の新しいサンダルを買うために、コトヌ最大の市場であるダントッパ市場へ行きました。そこで、サンダルを探して約30分ほどマーケット内を歩きました。路肩に並ぶ店を一軒ずつ回りながら、久しぶりに長い距離を歩きました。ダントッパは結構埃っぽくて、きれいな場所とは言い難いのですが、とても気持ちよかったです。

残念ながらお目当てのサンダルは見つかりませんでしたが、久々に自由な散歩ができてなかなかいい気分転換ができました。

藤波

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お便り 81 - 9月後半

市川先生 編

2010年9月21日(火)期末テスト

私がベナンに来て、3ヶ月が経とうとしています。
・・・初めての期末テストです!

テスト問題を考えていて、きちんと運用できているかどうかをはかれるテストにしよう・・・と考えながらつくっています。今回は全体的に書き問題を多くしてみました。藤波先生曰く、今までにないタイプのテストとのことなので、結果がどう出るかはわかりません。でも、やってみる価値はあるかな、と。

今回の結果次第で、私のこれからの授業の進め方と来期のテストを変えたいと思います。

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お便り 80 - 9月前半

市川先生 編

2010年9月3日(金)ベナンにおける『集合時間』とは・・・?

授賞式今日はお休みの日ですが、IFE財団が何かをいただける・・・ということで、ジャパンハウススタッフ一同はいそいそと出かけました。
とはいえ、約束の時間は9時と言われているのに、9時半ごろ出発。
会議の場所に到着しても、まだ全員が揃っていないから、と会議は始まらず。
結局始まったのは10時半を回っていたでしょうか。

会議は三部制で、第一部は10月に行われるNPO団体の展示会についてのお知らせ、第二部は授与式(過去に展示会で章を受賞した団体に今回は賞品が手渡されました)、第三部は簡単なランチ。
過去に展示会で章を受賞した団体に・・・ということは、もちろんIFE財団もです。
IFE財団はパソコンと液晶モニタをいただきました!!
でも、当初の予定では「賞品」ではなく「賞金」だったそうなのですが・・・。それもまたベナンでしょうか。

ちなみに日本語学校の生徒の話によると、例えば会議は10時からの予定だけど、遅れるだろうから・・・と9時集合と連絡することもあるそうです。

写真中央でしゃがんでいるのが、IFE財団秘書のダベデさんです。

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お便り 79 - 8月後半

藤波先生 編

2010年8月16日(月)頭痛

昨夜、市川先生と「Always 三丁目の夕日」を見ました。

ご存知の方も多いとは思いますが、この映画の舞台は昭和33年の東京です。その景色は、少し今のベナンのそれと重なります。映画の中に描かれている人々の姿も、今のベナンと重なる部分があるように思いました。舗装されていない道、その道で遊んでいる子ども達、それを周りで働きながら見守る大人たち・・・。あの映画に出てくるような人たちや、今ベナンにいるような人たちが、今の日本には少なくなってしまったのかと思うと、ちょっと寂しい気もします。

映画がよかったので、ついついお酒を飲み過ぎてしまい、今日の午前中は二日酔いの頭痛に悩まされました。ベナンに来てからほとんどお酒を飲まないので、ますます酒に弱くなってしまいました。しかしながら今日は、二日酔いだったにも関わらず、昨夜の映画のおかげで何となくいい気分で一日が過ぎて行きました。

藤波

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お便り 78 - 8月前半

藤波先生 編

2010年8月1日(月)独立記念日&Japan Day

ゆかたファッションショー毎年、8月1日はベナンの独立記念日です。この日は毎年、パレードが行われます。

しかし今年は去年までとは力の入り方が違います。なぜなら今年は記念すべき独立50周年の年だからです。1960年に、ダホメー共和国としてフランスから独立して以来、今年でちょうど50年たったわけです。というわけで、今年のパレードの開催地は首都ポルトノボ。コトヌーから東に車で1時間程の場所にある、静かな街です。

ゾマホンさん、衆議院議員の糸川様、IFEの会員でベナンを訪れてくださっている田村様、江見様、松井様と一緒に私と市川先生もパレードの見学に行きました。・・・しかし、パレードは10時頃から始まる予定なのに、なかなか始まらず、炎天下の中、パレードに参加するために路上で待機し続けている中高生たちは暑さで倒れ、ペットボトルの水を奪い合あう始末。最終的には道路脇の日陰に避難してしまいました。これを見たら誰でもこう思うでしょう。「50周年なんだから、ちゃんとしようよ・・・」と。

そんなパレードが終わってから、たけし日本学校に戻った私達には、大きな仕事が待ち構えていました。それは Japan Day です。今年はこの独立記念日に Japan Day が行われました。

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お便り 77 - 7月後半

市川先生 編

2010年7月17日(土) サプライズパーティー

誕生日パーティー本日の19時からの授業中、ちょろちょろと来るはずのない学生が教室を覗きにきました。
あれ?どうしてきたのかな?
と思っていたら・・・なんと、私の誕生日パーティーを企画してくださっていたようで、授業がない生徒たちもたくさん集まってくれました(涙)うれしかったです。ありがとうございます。
大きいケーキが二つ並び・・・(ケーキが二つ並んでいるのは、今回が初めてだったそうです)それから、お誕生日プレゼントに服をいただきました!!今の髪型にぴったりです☆自分だったらなかなか選ばない色合いですが、やっぱり現地の方はわかっていますね。

髪型もみなさんから好評で、だんだん板についてきました。と同時に頭がかゆくなってきました。
やはり1週間が限界のようです。

市川

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お便り 76 - 7月前半

市川先生 編

2010年7月1日(木) 自己紹介

藤波先生、トス先生、市川先生みなさま、はじめまして山下先生の後任として着任いたしました市川あずみと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

日本語教師としての経歴を簡単にお話しすると・・・日本語教育に足を踏み入れたのはちょうど10年前。オーストラリアの小学校で日本語教師アシスタント、国内でのプライベートレッスン、年少者・大人向けのボランティア、就学コースなどを経験し(どれも少しずつですが・・・)、この度、たけし日本語学校で教えることとなりました。そして、日本語教師一本で生活するのは、今回が初めてです。

ここ、ベナンに来て、今のところ想像以上に快適な生活を過ごしております。

これも、日本で活動されているIFEの方々、ジャパンハウスで働いている現地の方々、そしてこのブログをご覧になっている方々のおかげだと思っております。どうもありがとうございます。とりあえず1年間(みなさんから「2年じゃないの?」とよく聞かれますが(笑))、自分にできることを精一杯やっていきたいと思っておりますので、どうぞたけし日本語学校の応援をよろしくお願いいたします。

ということで、7月からは藤波先生(2年目)、トス先生(ベナン人の日本語教師・初級担当)、市川の3名で授業を担当いたします。

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お便り 75 - 6月後半

藤波先生 編

2010年6月18日(金)ビンセントさんの招待

ビンセントさん今日はJKLMクラスのビンセントさんが、私と山下先生を食事に招待してくれました。場所はジャパンハウスから車で10分程の距離にある、大衆食堂のような雰囲気のレストランです。近くに住んでいる人が昼ごはんを食べにくるようなレストランです。

メニューは、「アグン」です。アグンはヤムイモを臼と杵を使ってつき、餅のようにした食べ物です。それを野菜のソースなどにつけて食べます。私はこの料理が大好きです。餅のような食感で本当においしいのです。

食べる時は、皿にのっている熱々のアグンを手でちぎって、少しずつソースにつけながら食べます。あまりにおいしいので2人前食べてしまいました。やっぱり、現地の人が食べている料理が一番おいしいということを、こういうベナン料理を食べるために思います。

藤波

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お便り 74 - 6月前半

藤波先生 編

2010年6月4日(金)陸の孤島

雨季雨期に入ってからは、よくまとまった雨が降ります。昨日から今日にかけてもかなりの量の雨が降りました。雨が降ると当然道は水たまりだらけになります。今までもそれはよくありました。しかし、今日の水たまりは今までとはスケールが違いました。道路が一部、完全に水没したのです。コトヌー市内で、道路が湖のようになっているか所がいくつもありました。車高の低い車は道を走れないほどの水です。その水は当然、石油やら山羊の糞やら生活排水やらが入り混じった、非常に汚い水です。ベナン人でもその水たまりに素足で入るのはためらうそうです。病気になる危険があるそうです。

以前このブログ上で書いた、近くの池の拡大工事のおかげで、ジャパンハウス周辺に降った雨はその池に流れ込むようになりました。しかしながら、昨日から今日にかけての雨は、その池の貯水量をいとも簡単に超えてしまったようです。道路脇の民家などは家の中まで水が入ってきているような家もありました。幸いにもジャパンハウスに水は入ってきませんが、ジャパンハウスの前の道を40mほど行くと、少し大きな道路に出るのですが、そのT字路が完全に水没しました。かくして、ジャパンハウスは陸の孤島となったのです。
今日、買い物に行く時は車で行きましが、さすがにコピー屋やネットカフェに自力で行くことは難しいようです。

藤波

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