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NPO法人IFE

講演会の報告

2006:09:01:23:30:23

豊科高校

授業の様子2006年9月、長野県にあります豊科高校にて、ゾマホン講演会が催されました。

実は豊科高校での講演会は2度目です。一昨年にも行われました。一昨年の講演会の後、豊科高校では、国際交流の勉強に力を置かれており、校内には、いたるところに各国の写真パネルが飾られておりました。国際交流に於ける学習を深め、再びゾマホンのお話を聞きたいという要望によるものです。

当日はゾマホン、秘書の山道、石田の3人で行きました。大まかに3部門に分けられており、最初にゾマホンは豊科高校の1クラスで授業しました。
授業では、アフリカの地理と簡単な歴史を教え、アフリカ大陸には53カ国の国々があるということ、そしてアフリカは人類発祥の地であり、アフリカの人々からみると、たとえ肌が違っていても、言葉が違っていても、人類はみな兄弟であるということを話しました。

講演次に全校生徒が集まる体育館に行き、豊科高校の教師司会のもと、ゾマホン、山道、石田がパネルディスカッションを行いました。山道と石田からはベナンで体験してきたこと、そして身近にできる国際協力についてお話しました。

石田からはベナンの日本語学校の生徒たちが真面目に勉強している姿勢を話し、身近にできる国際協力とは、海外に鉛筆など文房具を送ったりするだけではなく、"その国の様子を知ろう”とする姿勢がまず必要なので、そのために学生は一生懸命勉強することが何よりも大切だということを話しました。

山道からは、チョコレートを生徒に見せて、カカオ豆がどこの国でとれるかを話し、「世界の貧困や飢餓の原因の1つは先進国の人々が物資に溢れた生活を送るためにある。」ということを伝えました。そして国際協力とは、物資を援助するだけではなく、そういった先進国と途上国の関係を学ぶことも国際協力を考える上で大切であることを話しました。

そして最後に「人間の安全保障恐怖と欠乏からの開放」と題し、ゾマホンの講演会が行われました。講演はいつも通り、熱いものになりました。マイクがいらないくらい大きな声で、全校生徒の心に届くように講演しました。

講演の様子講演の様子

生徒たちは終始ゾマホンの話を真剣な眼差しで聞いて、ゾマホンが「君たちは世界の柱になってください。」「親や先生に感謝してください」とメッセージを投げかけると、その言葉をノートにメモをとる生徒もいました。

豊科高校の皆さま、本当にありがとうございました。

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