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NPO法人IFE

Report from BENIN

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No. 001
食べ物は、日本人にとってはかなり冒険ですね

ベナンに来てからほぼ1週間になります。本日午前中まで、3泊でベナン北部のたけし小学校などを見て回って来ました。疲れましたが一度見ておくことはやはり良かったと思います。

全体的なベナンの印象としては、概ね以下のような具合です(フィリピンとの比較で書いてみます)。

— 貧しい国であることは間違いのないことでしょうが、フィリピンのようにいろいろな問題として表面化してはいないようです。農村がそれなりに安定しているためかもしれません。つまり、泥棒などの犯罪は少ないようで、フィリピンのように防犯のための店や個人宅の鉄格子や警備・チェックなどはありません。

— 周りのアフリカの国々では内戦などの問題も多いようですが、ベナンはいたって平和な平穏な国のようです。

— 走っている自動車やバイクは比較的新しいものが多く、フィリピンのように年代ものは走っていません。ちなみに車はプジョーとトヨタが圧倒的に多く、バイクはヤマハが多いようです。

— 海辺にあるコトヌー市から北部の地域に行く間の景色はほとんどフィリピンの内陸部を思わせるような光景で、あまり変化もなく退屈です。バナナの木、マンゴーの木、椰子の木、そしてとうもろこし、綿花、それに2〜3メートルの背丈のイネ科のような雑草類が延々と続きます。

— ベナンの魅力は物理的な観光資源という意味では乏しいように思います。人の魅力が国を作っているということになるのでしょうか、結局は・・・。町の中、特に市場あたりはやはり魅力的です。いずれゆっくり歩いて回ります。

— 食べ物は日本人にとってはかなり冒険ですね。やむ芋料理は、普通の日本人には少々ハードルが高すぎるかもしれません。フィリピンで地元の庶民の食事で鍛えてあればなんとかなる範囲だと思います。私はなんとかクリアー出来そうなのでほっとしています。

— 毎朝フランスパンとヨーグルト、玉子焼きにコーヒーなどはちゃんと出来ますので昼と夜をどうこなすかですね。スパゲティーは自分で作ればいいし、ごはんはフィリピン並みにまずいと思っておけばなんとかなります。

— 住居はゾマホンの財団の建物ですし、日本人に配慮してあるので、快適とは言えませんがなんとか我慢できる範囲です。冷房はありますが、扇風機で我慢しています。

— 洗濯機がないので、何十年振りかでたらいで手洗いしています。これが一番の体力づくりになります。

— 風呂は20リットルくらいの電気温水タンクが準備されていますが、沸かすのに時間がかかるのと、温水はかえって汗をかくので水シャワーにしています。

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