IFE(イフェ)とはアフリカの言葉で「愛・分かち合い」という意味です。
NPO法人IFEは、日本と西アフリカ諸国との間の
アフリカでは綺麗な水が飲めないという理由で、毎日8,000人が亡くなっているといわれています。 また、1日の生活費が2ドルを切る地域もまだまだたくさんあります。 生きることに精一杯な人々は、子どもを学校へ行かせることすら困難な状況な為、識字率が低く教育が進まない現状もあります。 教育が進まなければ、現地の人々の手による本質的な発展を遂げることもかなり困難になってしまいます。 アフリカには「魚を欲しがっている友人には、魚の取り方を教えなさい」という言葉があります。
IFEは、現地の人々が自律的に発展する為に継続的な支援プログラムを続けていきます。
安定的な支援活動が重要だと考えていますので、ちょっとした“気持ち”で出来る範囲のご参加を集めております。 例えばタバコを吸う人なら「1日2本、月に3箱分減らしてその分寄付しよう」そんな無理のない範囲でご参加頂ければ幸いです。
世界の人口は約70億人です。そのうち約10億人が世界の財産をコントロールしています。 一方、財産がない人々の多くはアフリカ大陸の人々で、その人たちが1日に使えるお金は2ドルもありません。
まず、生きる為に一番重要な水についてです。日本人は一日ひとりあたり平均300ℓの水を使用すると言われています。 元国際連合事務総長コフィー=アナンのスピーチによると、 世界では11億人が安全な飲み水を利用できず、25億人が適切な衛生設備を利用できないと見られています。 そのため、アフリカでは綺麗な水が飲めないという理由で、毎日約8,000人が亡くなっているといわれます。
次に教育です。世界では約1億人の子どもが学校へ通うことができないといわれています。 識字率がもっとも低い南サハラの諸国のひとつに、ベナン(ベネン)共和国があります。 ベナンでは2003年度の就学率は68.79%でしたが、2009年度は80%になりました。 統計を見ると80%と高くなっていますが、北部(内陸地)は、まだまだ識字率が低く、 大西洋沿岸の南部との格差が広がっているのが現状です。
最後に、小学校の学費については、政府の予算が足りないという理由から、学費は有料でした。 もちろん給食もありません。お金のある子どもは、お昼ご飯を買い、お金がない子どもは我慢していました。 学費が払えない大半の子どもは、幼い頃から家の農作業など、家業の労力に使われていました。 今もその現状は続いています。