本文へジャンプする

NPO法人IFE

留学生情報

Published on

【入学】オボスーさん編 - 横浜薬科大学

オボスーさんは、現地ベナンで神父をしています。仕事柄、地域の方々から相談を受ける事が多く、絶大なる信頼を受けています。そして日々、目の前で病気になり亡くなって行く方々に接し、「もっと安く薬が手に入れば・・・」というジレンマにかられ、薬草の勉強を志しました。

日本語学校に入り、懸命に勉強しました。努力の結果、縁があり、栃木県那須塩原にあるアジア学院で有機農業を学ぶ機会を得、現地ベナンで教会の仕事をしながら有機農業の指導にあたりました。しかし、薬学への思いを断ち切れず、早稲田外語専門学校で日本語を勉強しながら、薬科大学を探していました。

努力の甲斐があり、今年4月より、横浜薬科大学で6年間、薬学、特に、漢方の勉強をします。彼は必ずベナンに帰り、IFE農園で有機農法そして薬草の知識をフルに生かし、ベナンの薬学の礎となります。

写真は、横浜薬科大学にゾマホンが挨拶に行った時のものです。赤いダウンを着ているのがオボスーさんです。

横浜薬科大学横浜薬科大学

2 コメント

みい

たけしさんとたけし日本語学校の卒業生という動画を見て感銘を受け
こちらにうかがいました。

素晴らしいですね。勉強熱心で周りのために尽くそうというベナンの方々は
留学先の日本にも良い影響を与えてくれる存在だと思います。
日本に来てくれてありがとうございます。

日本のように西洋文化の急速な波に押されるんではなく
文化と国と人が豊かになるような発展をしてくださることを願ってます。

IFE 山道

みいさん、コメントありがとうございます。
今年もたけし日本語学校から数名の留学生が来日予定です。

一歩一歩着実に、日本とベナンの架け橋になる留学生を育てたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

ちなみにたけし日本語学校の理念と留学生には8つの心構えがあります。
紹介させていただきます。


【たけし日本語学校 理念】
たけし日本語学校は、アジアとアフリカ(特に日本とベナン)の文化交流を通じた相互理解を促進する学校である。
またこの学校は、経済的、社会的地位に関係なく、情熱をもち、礼節を重んじる人に対して、等しく日本語と日本文化を教授する。


【留学生の心得】
この学校の留学生、研修生は、国の代表として、以下に定めた8つの心構えをいかなる時もまもり、知識や技術を学びとるという気持ちを忘れる事なく、人々が平和で平等に暮らせるための礎となるよう努める。

一、 正直であること
二、 言い訳はしないこと
三、 心身共に健康であること
四、 十分に努力をすること
五、 最後まで手を抜かないこと
六、 自分以外の人はすべて敬うこと
七、 常に感謝の心を忘れないこと
八、 自分の利益のためだけでなく、人のためにも動くこと
(半ばは自分の幸せを 半ばは他人の幸せを)

これからもよろしくお願いします。

コメントする

※管理者が承認したコメントのみ表示されます。

コメント投稿フォーム

« 前の記事 | 次の記事 »

ページトップへ戻る

サイトマップ