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No. 021
ベナンの国立大学
アボメ・カラビ大学キャンパス
キャンパス内風景
キャンパス内風景
キャンパス内風景
アボメ・カラビ大学管理棟
ベナンには、南部にある最大の都市コトヌー郊外に、元々は唯一の国立大学であった「国立ベナン大学」がありました。
2002年にベナン北部の入り口にあたる都市パラクに、二つ目の「国立パラク大学」が出来たために、今はその名称を「国立アボメ・カラビ大学」と変更したのだそうです。
今回は、コトヌー市にあるIFE財団本部から車で30分くらいのところにある「国立アボメ・カラビ大学」を訪問しました。
この大学は、ゾマホンさんが勉強した大学でもあります。
アボメ・カラビ大学には、およそ1万8千人を超える学生が勉強していて、その学部は以下のようなものがあります。
学部:
- 科学・技術学部
- 経済・経営学部
- 法・政治科学学部
- 文学・芸術・人間科学学部
アボメ・カラビ大学は、今まではアジアの大学との交流はまったくなく、もっぱらヨーロッパ各国の大学との交流を進めて来ています。
この大学から海外への留学生は、毎年100人〜300人ほどもいて、主にフランス、ベルギー、ドイツ、イタリアなどのヨーロッパ各地の大学へ留学しているとのことです。
アボメ・カラビ大学では、海外からの留学生も受け入れており、フランス語が出来ない留学生については、留学初年度にはフランス語のコースを設けて留学生の要求に応えています。
大学構内には遠隔地からの学生のために寄宿舎も完備しており、モロッコなどからの支援もあって新しい学生寮が建設中でした。
通常は、一部屋3名が寝起きを共にするそうです。
また、2005年度から日本政府によるベナンからの国費留学生の受け入れも開始されるため、これを契機にして日本の大学との交流も始めたいとの意向があるそうです。
2004年5月現在、残念ながら同大学のホームページは閉鎖中のようです。
ベナンの国立大学へ留学をしたい方などいらっしゃいましたら、
IFE財団でも情報収集のお手伝いは出来ます。
サイトの管理人宛にご連絡下さい。
アボメ・カラビ大学のキャンパスの風景をいくつか撮影しましたのでご覧下さい。
カフェテリア(学食)の周りにたまたま大勢の学生が列をなしてランチの時間でした。
ランチはマカロニ、ゆで卵、それになにやら穀物の粉(ガリと呼ばれるキャツサバの粉)がかけられて、一皿70CFA(約15円)だそうです。
アボメ・カラビ大学の連絡先は以下の通りです。
※ベナンの公用語はフランス語です。大学職員の中には英語が出来る方もいらっしゃるようですが。
Universite d'Abomey-Calavi(Abomey-Calavi University)
URL:http://www.uac.bj.refer.org/