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NPO法人IFE

きときとアフリカ

April 2015 の記事一覧

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日本語スピーチコンテスト 〜ジェラさん編〜

皆様、おはようございます。私はゲデンゲ・ジェラと申します。2007年から日本語の勉強を始めました。私の夢はベナンや日本や世界で人気のお菓子の会社を作ることです。なぜなら、ベナン人、特に子供達を楽しませたいからです。今日はベナン人と日本人の習慣についてお話ししたいと思います。まずは、習慣の違いについてお話しします。

一つ目の違いは時間についてです。

日本人は礼儀正しくて、時間に厳しい人だと思います。日本人と10時に約束があったら、9時50分か55分に約束の所に来る習慣があります。

日本の考え方には、時間はお金だけではなく、信頼関係に大切なものだと聞きました。でも、ほとんどのベナン人は時間に間に合いません。

ベナン人と10時に約束があったら、大抵は10時半頃に来ます。だから、私たちベナン人は、もし10時に約束があったら、相手の人に9時半と言います。どうしてベナン人は遅れるのでしょうか。

それは「大切なことの為の時間はいつもある」という考え方があるからです。

「いいことの時間は決して遅すぎない」ということわざもあります。将来、もしベナン人が遅れてもあまり怒らないでください。

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西アフリカで日本語スピーチコンテスト

皆さん、こんにちは。NPO法人IFEの山道です。しばらくお休みしていたブログを再開します。

日本とアフリカの架け橋となるような人材を育成するために、2003年9月に西アフリカベナン共和国に「たけし日本語学校」を開校しました。

そして2013年から年に1度『西アフリカ日本語スピーチコンテスト』を開催し、今年で3回目を迎えます。目的は、日本語学習者の口頭表現能力の向上と、日本の人たちにどんな人たちが日本語を学んでいるのか知っていただくためです。

まず、日本語学習者の口頭表現能力向上ですが、これは日本に留学した際、日本人から「どうして留学しているの?ベナンはどんなところ?」などと質問される機会が多いのですが、なかなか説明することができないという問題意識からはじまりました。例えば皆さんも外国人に「日本はどんな国ですか?」と質問されて、外国語で日本という国を説明するのが難しのではないでしょうか。

アフリカという地域は日本にはなかなか留学できません。その中で留学できた人は本当に選ばらし人で、その選ばれし人が日本でどう過ごすかによって、その後の留学生の受入が変わってしまいます。日本人の印象が悪ければ、翌年から受入なし・・・そんな事も有り得ます。

留学生を受入れてもらうには、ただただ現状の社会構造を批判するのではなく、受入れてもらう努力をしよう・・・。そういうところからこの日本語スピーチコンテストははじまりました。

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旅立ち

昨日は
嬉しいような、悲しいような
そんな気持が入り混じった一日でした。

ドナルドさんとオリビエさんが日本へ飛び立ちました。
これから国費留学生として、
ドナルドさんは富山大学で、オリビエさんは鹿児島大学で勉強します。

漢字のクラスの先生のドナルドさんと、Newクラスのまとめ役のオリビエさん。
ドナルドさんとは1年半、オリビエさんとは半年の短い間でしたが、たくさんの時間を一緒に過ごしました。
そして、二人には本当にたくさん助けてもらいました。

当日に2人のフライトが変更になり、直前まで連絡が行き交っていましたが、無事時間に間に合った生徒達で空港へお見送りに行ってきました。

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