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NPO法人IFE

きときとアフリカ

January 2012 の記事一覧

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つながる・・・

ご連絡

現在、ベナン共和国では、インターネットが非常につながりにくくなっております。
たけし日本語学校の日本語教師として赴任されている永田先生、笠井先生のお友達、関係者様にはご不便をおかけしておりますが、ご了承ください。

先ほど現地にいる永田先生に国際電話をかけると、ちょうどインターネットカフェにいましたが、まだインターネットがつながらないとのこと。

もう1ヶ月もベナン全土でこんな状態が続いています。

日本では当たり前のようにつながっているから、つながらないという状態は想像できないかもしれません。ちなみに現在ベナン国内では、全くインターネットにつながらない訳ではなく、時々何かの拍子に一瞬つながったりするので、これがまた精神的に苦痛になります。

先生方は、最低週2回、インターネットを利用します。なぜ2回なのか。それは通信費が高いからです。日本で暮らしている人々には、その不便さは、もはや想像できないかもしれません。

特に近年はスマホなどが普及し、どこでもネットがつながる状態になっているから、「つながらない」という状態自体、数年前は日本人でも我慢できたけれども、いまの日本人には苦痛で耐えられないかもしれません。

だからスマホなどを子供の時から当たり前のように使っていると、大人になっていわゆる途上国に行って、その先でインターネットがつながらないとなると、精神的に耐えられないかもしれません。いや、その前に全世界どこでもネットがつながれば別ですが・・・。

話は飛びますが、青年協力隊で海外に行く隊員の研修では、3ヶ月間、携帯電話使用禁止などの研修を出発前にしたほうがいいかも・・・などと思います。

さて、ベナンの状況に話を戻します。

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小学校建設で大切な事・・・

ゾマホンは2001年からこれまでに、ベナンで小学校を6校建設してきました。正しく伝えると、ゾマホン個人で建てたのは3校。残り3校は日本人の方に寄付していただきました。

以前、テレビでカンボジアに小学校を建てるプロジェクトを観ました。いろいろな人がオークションで集めたお金で建てるといった企画です。ちなみにベナンでは「あいのり」という番組のおかげで小学校が1校できました。やっぱり、小学校は大切です。

しかし、ゾマホンと一緒に活動してきて、小学校を建設する上で、忘れてはいけない大切な考え方がいくつかあります。その中でも以下の2つは重要です。

  1. 「建設した小学校に通う子供たちに対してどのような教育を行うか。」を十分考える。
  2. 建設後の学校の補修(保守)

恐らくふたつ目の項目は(?)が付く方も多いと思いますのでお話します。

学校は建造物なので、必ず壊れてきます。当たり前です。ベナンでは日本のように建築技術や建築資材が高品質ではないので、壁なども崩れてきます。それを修理するのが一番大切なのです。

・・・それはなぜか。

小学校は、教育を普及させるシンボルであり、象徴です。その小学校の建物が壊れることは、教育普及の崩壊を意味します。小学校を建設した地域の住民にいたっては、崩れてきた小学校を見て、「やっぱり小学校は必要ない。無理だった。」と思うようになるからです。

そもそもなぜ、小学校が増えないのか、ざっくりとベナンの様子を紹介します。

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