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NPO法人IFE

 たけし日本語学校

たけし日本語学校建設の夢

私は、勉強が終わったら母国へ帰って大学の先生になりたいの。でも、問題なのは、母国の法律によると、大学院の博士課程後期を卒業しないと 大学の先生になれないというルールがあること。

大学の四年間の上に二年間修士課程を終えて、そのまた上に進まなくてはならない。

母国だけでなくて世界中どこでもみんなそうだけれども、PHDという学位をもっていないと大学の先生にはなれないです。

~中略~

私は、母国ベナンにおいて日本紹介の場を是非とも作りたいという願いを以前からもっていた。

ベナン共和国は、アフリカにおける日本だ、と強く私は感じている。何故ならば、ベナンは日本と同様に古い文化をかつて持ち、穏やかな民族だからである。また、治安の良い国でもある。

私は、日本に留学し、日本の人々や文和に触れ、母国ベナンと日本がもっと近い関係になることを心から望むようになった。 その方策として、アジア特に日本の文化と日本語を学び、研究する機関の必要性に気付きこの日本語学校の設立を図るものである。

この学校は名称を「Takeshi日本語学校」とし、ベナンと日本との文化、通商、経済、技術などの相互協力を緊密化し世界平和と友好親善を図る事を目的としたい。ベナンの青少年(特に中学、高校、大学生)を中心にベナンの公務員、企業や団体に日本語や日本に関する情報を提供し、ベナンと日本の相互の交流を図るものとする。

また、ベナンと日本の通商関係を振興するために両国のビジネス上の交流の場となる事を目的としたい。

私は死ぬまで日本とベナンの架け橋として頑張りたい。そのファーストステップがベナンの「たけし日本語学校」。

そこに日本人を招いて、日本人が日本語と日本文化をベナン人に教えて、ベナン人も日本語がわかったら交流ができる、と私は思う。

~中略~

この学校で学んでほしいのは公務員たち、大学生、高校生、中学生、そして社会人です。

年齢や立場は関係ない。将来、ベナンだけでなく、全アフリカの人々が学べるようにしたい。

学費については日本の企業の協力をあおいでできたら無料にしたい。そうすればお金のない、誠実な人たちも学ぶことができる。

ゾマホンのほん P221 「「たけし日本語学校」をつくりたい」から抜粋

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