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NPO法人IFE

アフリカニュース

November 2008 の記事一覧

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スワヒリ語劇上演 ~大阪大(旧大阪外大)外国語学部~

11月2日、大阪大学外国語学部(旧大阪外国語大学)で、スワヒリ語を専攻している学生有志らが、スワヒリ語による外国語劇を上演した。

スワヒリ語劇題目は、「魔法にかけられて (Mti uliozungumza)」。呪術によって木に変えられた男性が、ある村の女性と結ばれるという東アフリカのお話である。歌や踊りを交え、東アフリカの民族衣装を身にまとって上演する様子は、アフリカの雰囲気をかもし出し、外国語劇ならではの異国情緒を感じさせてくれた。上演開始直後は字幕映像が作動しないトラブルに見舞われたものの、学生らが演じる物語は来場者を楽しませた。今回出演し代表を務めた土井真美さん(2年)は、「合宿を3回やって、語劇を通してメンバーと仲良くなれた。すごく楽しんでやれてよかった。」と、参加者の練習時間が合わないなか無事に劇が終了したことで、安堵の胸をなでおろしていた。また大内彩吏(さり)さん(2年)は、「字幕の失敗はみんなに申し訳なかったが、みんながんばっている姿がよかった。踊りも先輩方が教えてくれて楽しめた。」と語ってくれた。

ところで、毎年行われている外国語劇だが、来年度以降の開催が危ぶまれている。これは、大阪外大と阪大の統合によるところが大きい。ある学生は、語劇を行わなくてもよいのではないかということを大学関係者から言われたと話しており、一部の職員が外国語劇に対し積極的であるとは言いがたい。ここ数年、毎年継続してきたスワヒリ語劇だが、来年以降も見られるのか先行きは不明である。

(平成20年11月2日取材)

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地球温暖化をめぐる西アフリカ諸国の動き

10月18日から22日の5日間、コトヌーで気候変動に関する重要な会議が行われた。環境問題の専門家や西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)加盟国の環境問題に関わる大臣らが、気候変動の諸問題に向き合うため共通の戦略を練った。

砂漠化や不規則な雨など、サブサハラアフリカ諸国は地球のほかのどの地域よりも大きくこの問題の影響を受けていることに触れ、ECOWAS加盟諸国は、この温暖化の脅威に対する行動を結束して行うことを決定した。また、異常気象に向き合う加盟国の能力強化を組み込んだ政策を共同体に与えることを目的とした、気候変動に関する対話も行われた。

5日目に出された宣言には、温室効果に対する共通ルールを遵守することと、温室効果ガスの削減を目ざして世界的な協議の場で声明を出すことが盛り込まれた。ベナンのヤイ大統領は、次のECOWASとの会議において、環境大臣のこの宣言を届ける予定である。

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FIFAワールドカップ最終予選抽選 ベナンはグループDに

FIFA本部(チューリッヒ)で10月22日に行われた2010年のワールドカップ南アフリカ大会アフリカ地区最終予選の組み合わせ抽選会が行われた。2次予選を1位通過したベナン(FIFAランキング81位)は、最終予選ではグループDで、ガーナ(FIFAランキング25位)、マリ(FIFAランキング53位)、スーダン(FIFAランキング106位)と戦うことになる。グループ内順位を1位で通過した国が、ワールドカップに出場する。試合は来年3月以降に行われる。

ベナン戦試合日程

  • 03月28日 対ガーナ(アクラ)
  • 06月06日 対スーダン(コトヌー)
  • 06月20日 対マリ(バマコ)
  • 09月05日 対マリ(コトヌー)
  • 10月10日 対ガーナ(コトヌー)
  • 11月14日 対スーダン(ハルツーム)

※日付は全て2009年。カッコ内の都市は、試合が行われるスタジアムの所在地。

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