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NPO法人IFE

きときとアフリカ

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日本語教師の皆様へ~たけし日本語学校~

いま現在、日本人で日本語教師をされている方は何人いらっしゃるのだろう?
一人でも多くの日本語の先生に、このメッセージが届くといいな。

私たちは、西アフリカ、ベナン共和国で「たけし日本語学校」を運営しています。
アフリカ支援となると、どちらかといえば、アフリカの子供達の支援に向けられることが多いのですが、ゾマホンさんが『ゾマホンのほん』にも書いたように、成人を対象とした「日本語学校」はこれからの日本とベナンのために非常に大事な役割を果たしています。

先月帰国した「花畑牧場研修生」も現地の日本語学校の出身者ですが、日本とベナンの真の交流(文化的・学術的・経済的)をはかるなら、日本語と日本の文化をある程度理解していないと、かなり厳しいです。

現地の日本語学校では学習者から「日本に留学したい」「日本とビジネス関係を築きたい」という
夢を昔からよく聞きました。実際に留学も、日本との経済的な関係も徐々にではありますが、生まれました。
日本語学校を立ち上げた8年前には、想像もできなかった環境が現在できました。

昔は、夢を話すだけでよかった。夢が現実になってきたとき、それぞれの国の人の意見の相違がでてきます。その時に初めて本当の交流が生まれるのではないかと思っています。

私自身も、いまが本当に「たけし日本語学校」を作った真価が問われていると思っています。
日本から様々な交流の芽が生まれました。その芽を大きく育てることができるかどうかは、ベナン人にかかっています。私はそう思っています。

現地の日本語学校の生徒たちが、日本からの想いを真摯に受け止め、
「途上国だからしょうがない。」とか言わず、妥協せずやって欲しいと願っています。

そういった意味では、現在IFEも参加している産業発展プロジェクト
「FEELPEACEプロジェクト」http://www.feelpeace.jp/ は
いよいよ真の交流が問われている、具体的なプロジェクトです。

話が少しずれましたが、私は「たけし日本語学校」では表面上の国際交流をやる
つもりはサラサラありません。そのためにこれまで一所懸命やってきたのではないからです。

そういった両国の関係を築くために最前線で働いているのが、日本語教師だと思っています。いまベナンには藤波先生と市川先生がいます。

私は日本語教師は非常に大切な職業だと思っています。ゾマホンさんは「民間の親善大使」と
言っています。

 

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