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NPO法人IFE

きときとアフリカ

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ベナン共和国に行って来ました。

皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年は、本当に色々な方々にお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、私は2012年12月27日から2013年1月8日まで、8年ぶりとなるベナン共和国に行ってまいりました。
旅の詳細は、撮ってきた動画、写真と共に目下整理中ですので、またブログを通して、皆様に情報をお届けできればと思います。

2013年の新年は、電気もガスも水道もない小さな村にいました。
今頃、日本の人たちは何をしているのかな~と想像しつつ、赤茶けた凸凹道をひたすら走り続け、
そして、砂埃にまみれていました。

村々に行って、村人たちと色々な話をしてきました。

普通、海外から視察等で行く場合は、必ず現地のコーディネーターがいて、視察する前に、訪問する村と色々調整します。

今回は、通訳等のコーディネーターはいたものの、なるべく「生」の様子と「生」の声を聞かせてほしいとお願いし、リアルな生活状況を見てきました。

そこで僕が見たものは、これが同じ地球上なのか・・・と思うような光景もありました。

田舎の村に行くと、綺麗な水はほとんどありません。たまり水を汲んで、それを生活用の水にしたり、飲料水にしたりしていました。

子供達がその水を一生懸命汲んでいます。僕はそれをひたすら撮り続けました。たまり水のあたりは虫も沢山飛んでいます。
「そんな水を小さい子が飲んだら・・・」
そう思いましたが、それがそこでは当たり前の光景でした。

同情はありません。それが現実なんだと、ただそれだけを受け止めるようにしました。

ただ涙が出てきたのは、そんな電気もガスも水道もなく、濁った水を飲んでいる村でも、新年をお祝いしていた時でした。子供達も一生懸命踊っています。それが愛おしく思えてなりませんでした。

こんな文章を書くと、偽善者に思われるかもしれません。

でも、日本に帰ってきてから、フッとした時、また電車の中などで、子どもがお母さんに甘えている様子を見ると、ベナンの子供たちを思い出します。

元気に育ってくれよ。今はそう願うばかりです。

ただ、僕たちIFEが活動することによって、少しでもその生活環境が改善できればと思います。

最後に、日本の子供たちにも是非、ベナンの村に行ってもらいたい。
そう思いました。

自分たちと同じ年齢の子供たちと一緒に交流して欲しい。色眼鏡で見るのではなく、ありのままの様子をみて、そして村の子供たちと友達になって欲しい。そう思いました。

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