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日本語スピーチコンテスト 〜ジェラさん編〜
皆様、おはようございます。私はゲデンゲ・ジェラと申します。2007年から日本語の勉強を始めました。私の夢はベナンや日本や世界で人気のお菓子の会社を作ることです。なぜなら、ベナン人、特に子供達を楽しませたいからです。今日はベナン人と日本人の習慣についてお話ししたいと思います。まずは、習慣の違いについてお話しします。
一つ目の違いは時間についてです。
日本人は礼儀正しくて、時間に厳しい人だと思います。日本人と10時に約束があったら、9時50分か55分に約束の所に来る習慣があります。
日本の考え方には、時間はお金だけではなく、信頼関係に大切なものだと聞きました。でも、ほとんどのベナン人は時間に間に合いません。
ベナン人と10時に約束があったら、大抵は10時半頃に来ます。だから、私たちベナン人は、もし10時に約束があったら、相手の人に9時半と言います。どうしてベナン人は遅れるのでしょうか。
それは「大切なことの為の時間はいつもある」という考え方があるからです。
「いいことの時間は決して遅すぎない」ということわざもあります。将来、もしベナン人が遅れてもあまり怒らないでください。
二つ目は挨拶の仕方です。
日本で挨拶をするときはお辞儀をします。ベナンで場所や誰に挨拶するかによって挨拶の仕方が違います。例えば、友達や同僚に挨拶するときは、握手をします。年上の人に挨拶するとき、膝を曲げます。王様に挨拶するとき、ひれ伏さなければなければなりません。この様にです(やってみせる)。
ヨルバの王様に挨拶するとき「ドバレ」という挨拶をします。この挨拶は体を地面に平行にさせます(やってみせる)。大変ですが、頑張ります。
一方で日本とベナンで同じ習慣もあります。
ベナンで大切な人、王様や偉い人の家や修道院に入る前、日本人のように靴を脱ぎます。また、私は日本の映画で、日本人は恥を嫌うのを見ました。恥より死を選んでいました。ベナンにもそのような習慣がありました。
例えば、パラクーのビオゲラ王はフランス人に捕まる前に自殺をしました。ベナンと日本は離れた国ですが、違う習慣も同じ習慣もあります。お互いに日本人はベナン人の、ベナン人は日本人の習慣をもっと知れば、いい関係が築けると思います。
皆様、私のスピーチを聞いてくださってどうもありがとうございました。ご意見やご質問を宜しくお願い致します。