週刊東洋経済(東洋経済新報社)2010年1月9日号では、「徹底解明!地球上最後の新興市場 アフリカの衝撃」と、アフリカに焦点を当てた特集が組まれた。今年は、17のアフリカ諸国が独立した1960年のアフリカの年からちょうど半世紀にあたるほか、6月にはワールドカップ南アフリカ大会が開催される。そのアフリカの経済、および関連情報を、図表や写真をたくさん盛り込み、経済の知識がそれほどなくとも、アフリカ経済の動向をつかむことができる構成になっている。今では無視できなくなった中国の存在、南アフリカの現地事情、日本企業の取り組みなど、今日のアフリカでは、どのような経済動向なのかをつかむことができるだろう。
2010年1月1日、在ベナン日本大使館が初めて開設された。これまで、在コートジボワールの日本大使館が兼轄していたが、今後ベナンにおける諸業務が容易になることが期待される。
しかし、IC旅券作成機未設置の大使館であるため、紛失時の再発行など、パスポートの作成に時間が長くかかるという。また、査証(ビザ)関連業務については、今のところ十分な体制が整っておらず、外交・公用目的、在留資格認定証明書の提示があった申請、人道的案件等緊急を要するものに限定して発給される。もうしばらくは在コートジボワール大使館で業務を行なってもらう体制が続く。
これまで在コートジボワール日本大使館は、ベナン以外にもブルキナファソ、ニジェールとトーゴも兼轄していた。ブルキナファソ大使館はすでに新設されたが、トーゴ、ニジェールは引き続き在コートジボワール日本大使館が兼轄することになる。トーゴとニジェールに関しては、地理的にも交通的にも、引き続き不便な状態が続きそうである。
なお、ベナン以外にも、パラオ、エストニア、キルギス、ルワンダの各大使館が2010年1月に開設される。
在ベナン日本大使館 Ambassade du Japon au Bénin
Villa A2, Complexe CEN-SAD, Laico-Benin, Boulevard de la Marina, Cotonou, Bénin
Tel:(+229)21-30-59-86
Fax:(+229)21-30-59-94
○開館時間 — 08:30~13:00、15:00~18:15
○領事業務窓口開館時間 — 09:30~13:00、15:00~17:30