May 2010 の記事一覧
これから少しずつですが、ゾマホンさんについて、僕の目線で紹介していこうと思います。
それはゾマホンさんのことが好きではないと、一緒に活動できないので、ゾマホンさんの良いところ
というか、僕が感銘を受けていることを素直に書いていこうかと思います。
「ゾマホンさんと一緒に仕事してます。」というと、時々日本人から
「あの人、えたいの知れない人だね。たけしさんの番組に出てるけど、出稼ぎ?」
とかいう方がいらっしゃいます。ゾマホンさん自身が、肩書きには特にこだわらない人なので、何も
アピールすることはありませんが、彼はベナンではすごい人なんです。
立場は「ベナン共和国 大統領特別顧問」
普通に考えると、大統領特別顧問とは、大統領のよき相談役でしょうか。
と、いうことは、ヘンな話が、日本にいるベナン大使館の大使よりも格付けは上。
大使の上司は外務省の外務大臣になります。大臣クラスではじめて大統領と直接話をすることが
できるとなると、ゾマホンさんは大臣クラスの立場です。ベナンが小国だからといっても、
されど大統領特別顧問です。
ちなみにここからが偉いところ。
大統領特別顧問の給与は一切受け取っておりません。
あと、日本でお笑い番組にでていることで、どうのこうのと言われたりしますが、それはそれで
いろいろな思いがあってやっていること。
ゾマホンさんとはそんな立場の人です。
ちなみに添付した写真は、ゾマホンさんがベナンに帰国した際に必ず行う現地調査。
大統領特別顧問といえども、村村を歩きまわり、住民に意見をきいたりしています。
なお、黒い服を着ているのは、お母さんの葬儀で帰国したときだからです。
あの時は、悲しみを乗越え、現地調査に赴きました。
今日は久しぶりに剣道の稽古をしてきました。
1週間に1度は竹刀を握ろうと思っているのですが、
最近はぜんぜん行けませんでした。
剣道はいいものです。
子供から大人まで、一緒に稽古できるから。
子供だからといって、手を抜かないし、
60歳以上の方だって、半端なく強い人も大勢います。
あと、何よりも袴をはくと、なんか気持ちがシャンとします。
普段は時間に追われ、仕事に追われ、自分自身を見失うときがあります。
そんなとき、剣道を通して、自分の心と向き合えることができます。
子供達も天真爛漫に話しかけてくると、思わず普段の疲れも吹っ飛びます。
アフリカとまったく関係がない、今回のブログですが、読んでくださってありがとうございます。
ちなみに宣伝です。私が行っている道場は見学も自由ですので、よかったら遊びに来てください。
以下、場所と時間です。
「鶴川剣修会(つるかわけんしゅうかい)」
場所:町田市鶴川第二中学校
時間:毎週日曜日 午前10時~12時まで
メンバーの写真添付します。お気軽にお越しください。
昨日、仕事の関係でタクシーに乗りました。
車内で、タクシーの運ちゃんとお話してました。
楽しいひと時でした。久しぶりに一人になれたので、ホッとしたのかな。
そこで盛り上がったのは、世界のタクシー事情。
こんなに安心して、安全に乗れるタクシーって世界を見渡しても
少ないよね。すごいね日本のタクシー。
でも、残念なことに、最近のタクシーには防犯用に
運ちゃんのシートのところに、プラスチックの衝立がある。
それだけ危険が増えてきたのかな。と思うと残念で仕方がない。
タクシーに安心して乗れるってことだけでも、本当に自慢できるんだよ。
自分たち一人一人が、この日本の安全さ、安心さを守っていかないと。。
それが、何よりも国の自慢だよ。
いつもありがとう、タクシーの運ちゃん。
って、お金がないからいつも乗れませんが・・・
たけし日本語学校の生徒にも、日本のタクシーの素晴らしさを伝えなければ!
ゾマホンさんと一緒にいて、いつも彼に教えられることは、「生き様」。
「どのように生きるか・・・」にこだわるゾマホンさんの性格は、
おそらく合う人と、合わない人がいるだろう。
何しろすごい。それしか言えない。
人はそれをストイックと呼ぶかもしれないが、
その単語だけでは表現が足りないくらいだ。
素の彼は驚くほど質素で質実剛健。
さっそうと、民族衣装をなびかせて、闊歩するゾマホンさん。
風呂なしの築30年のアパートに帰れば、朝までベナンとやり取り。
なぜ、あそこまで一途に国のことを思えるのか・・・・ベナンは幸せな国だな。
6月20日、東京港区広尾にある「JICA 地球広場」にてIFEの感謝祭を開催します。
感謝祭は2部構成になっており、1部は特定非営利活動法人IFEの総会が主です。
2部は立食パーティー形式の感謝祭で、そこでは様々な出し物を企画しています。
ですので、IFEの財務状況や、昨年度の事業報告など、IFEの活動を深く知りたい方は
1部から参加されるとよいと思います。
2部のみの参加(途中参加)でも大歓迎です。
ちなみに2部の目玉は、なんといってもゾマホン本人からのベナン共和国での活動報告。
小学校建設、日本語学校運営、「お昼ご飯プロジェクト」、井戸掘り・・・・様々な活動に対する
思いをお話します。
次に、在日ベナン人留学生の出し物。「たけし日本語学校」で日本語を勉強し、来日した留学生が
日頃の感謝の気持ちを込めて、出し物を企画しています。何をするかはまだ僕も知りませんが、
さすがに「一発芸」とかはないと思います。現地でどんな学生に日本語を教え、そしてどんな人材
をIFEが育てようとしているか、直接留学生に会って、交流をもっていただければと思います。
そして、最後にアフリカ民族楽器「コラ」の演奏です。演奏者はママドゥさん。
彼については、以下のyoutubeでもご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=vSQpk9RmbSw
ゾマホンさんと一度ママドゥさんの「コラ」を聞き、ゾマホンさんがポツリと「これはベナンでも
これだけの素晴らしいミュージシャンはいない。」と感嘆するほど、確かに素晴らしい音色でした。
弦楽器で、たとえるとハープのような音色を奏でます。
6月20日は日曜日ですので、その日曜日の黄昏時に、アフリカンミュージックで
癒されてみてはいかがでしょうか。
と、いうことで皆さんに楽しんでいただけるよう、いろいろ企画をしておりますので、
どうぞよろしくお願いします。なお、参加ご希望はお手数ですが、
お問合せフォームから「参加希望」とご連絡ください。
写真はベナンの海。
新橋の仕事帰りに、ゾマホンさんと会いIFEの打合せ。先ほど帰宅。
写真をみてください。これはベナンで撮った写真。
ベナンの田舎に行けば、これを飲み水として汲んでいることが多い。
極端な話、透明な水を知らない子供たちだっている。
日本だと、蛇口をひねれば透明な水がでるのに。。。
みなさん、この写真をみてどう思われますか?
僕からのお願い。。。
この写真をみて「ベナンの子供たちが可愛そう・・・・と思う前に、自分たちは恵まれているんだな、
って思って欲しいです。」
日本の子供たちにこのことをもっと伝えたいな。
“いかに自分たちが恵まれた環境にいるか”という事実を。
ちなみに今、日本の大学に留学しているベナン人の一人は汚れた水からゴミを取り除く研究を
しています。その人が国に帰り、活躍して欲しいと願っています。6/20の感謝祭にもきます。
きれいな水が当たり前のように飲める日本で生まれて、感謝。
そして、その幸せの少しを、ベナンにもおすそ分けしよう。
そう思う今日この頃。
昼間の職場は新橋駅近く。アフリカとはまったく関係ない、普通の会社。
ようやく今、帰宅。。。時間はというと、、、0時10分。
さてと、今日はこれから。今からIFEの仕事の時間。
6月20日の感謝祭に向けた準備をしないと。当日お越しくださる皆さんに喜んでもらえるといいな。
IFEっていったいどんな事をしているの?とか少しでも皆さんに伝えられるといいな。
さて、これからがんばるとしよう。
写真は、僕がベナンの海岸で撮った夕日の写真。ベナンで見た夕日は大きかった。
僕の大好きな写真。
2004年6月16日に特定非営利活動法人IFEは設立しました。今年で6年目を迎えます。
これまでIFEでは毎年2名「たけし日本語学校」に日本語教師を派遣し、そして毎年日本に
留学生を迎え入れてきました。
第1号の留学生誕生のときは、本当に涙したのを最近のことのように思い出します。
いまではのべ24名の留学生、研修生が来日しました。
そして3校の小学校を設立し、数箇所に井戸も掘ってきました。給食プロジェクトも始めました。
すべては「日本とアフリカの相互理解のため」そして「人材育成」のためです。
ベナンの若者には、日本に行って、ベナンに必要な技術と知識を学んで欲しい。
日本の若者には、いわゆる途上国から来て、ストイックに勉強している留学生と触れ合って、
自らも頑張って欲しい。そう願って続けてきました。
アフリカ=「貧しい・かわいそう」それだけがアフリカ大陸との付き合い方じゃないんだ!
もっとおもしろくて、両方にとって良い付き合い方ができる方法があるんだ。
いま女性雑誌ではアフリカ支援とかがブームになっているみたいだけど、
ぜひIFEの会員さんになってください。よろしくおねがいします。
そんなIFEの活動を6月20日の感謝祭でお伝えできればいいな~と思います。
ぜひ、感謝祭にいらして下さい。詳細はトップページのトピックスにございます。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。http://www.zomahoun.com/
ゾマホンさんの人柄。それは一言では表せない。
性格は激しく、厳しいが、でも本当に心優しい人。
この前、こんなエピソードがありました。
二人で電車に乗っていると、ゾマホンさんが時々頭を下げたり、手を合わせたり。
「何しているんですか?」と訊ねてみると
「墓地を見ると、自然と頭が下がるんです。」と。
「山道さん、いま墓地で眠られている方々のお陰で今の私たちがいるんです。
感謝の気持ちです。」
そういえばゾマホンさん、講演会の時も言ってたっけ。
「私はゾマホンさんに頭が下がります。」というと
「私はまだ死んでいませんよ。」とゾマホンさん。。
いやはや。
平日昼間の仕事をしながら、IFEの仕事をやるのは「正直きついな~」って思う。
これ、本音。
夜、仕事終わって帰るのは12時過ぎ。その後パソコン開くのにかなり気合がいります。
特定非営利活動法人IFEを立ち上げて6年。。。
本当にいろいろあったな~
でもこれまでやってこられたのは、責任感が強いIFEのスタッフたち、そして現地で日本語
を教えている先生たちの存在。そして会員の皆さんからの温かいサポート。
ありがとう。本当にありがとう。
弱音を吐いている場合じゃないんだ。前へ、前へ、一歩ずつ。