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NPO法人IFE

きときとアフリカ

May 2011 の記事一覧

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頑張れ!留学生

一昨日僕は、たけし日本語学校で日本語を勉強し、現在は横浜薬科大学に留学している学生と会った。彼の勉強は「生薬」。
アフリカでも中国や日本と同じように、伝統的な薬として漢方のようなものがある。
各村々には、それぞれ「この植物は胃痛に効く」とか「マラリアに効く」とか伝統的な薬があるらしい。

彼はその村々に伝わる情報を収集し、そして日本の大学でその植物を化学的に検証し、その効果が
検証できたあかつきには、現地でその植物を栽培したいらしい。
なぜなら西洋の薬が高価で購入できない多くの国民のために、その生薬を処方したいためだ。

いま、彼は寝る間も惜しんで、日本語の勉強もしながら、大学の講義を受け、そして生薬の研究もすすめている。

日本語を勉強して、まだ5年も経たないのに、日本人と同じ講義をうけているので、彼は講義をすべて録音し、帰宅後、1日の講義を何度も何度も聞きなおしているらしい。すごい努力家だ。

そんな生活をしているので、アルバイトをする時間もないので、生活も大変らしいが、でも「やらなければいけない」と言い聞かせて頑張っているとのことだ。

そんな留学生に会うと、僕も頑張らねば・・・と思う。

このプロジェクトに関しては、横浜薬科大学の協力なくしてできなかったことなので、この場を借りて、改めて御礼を申し上げたい。本当にありがとうございます。

そして僕は寝る時間が欲しいので、そろそろ寝ます。
皆さんおやすみなさい。

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風薫

東京はとても暖かい1日でした。
毎週日曜日の午前中に稽古している剣道も、この時期になると、けっこうな汗がでます。
今日もいい汗を流すことができました。ひと時の幸せな時間です。

剣道から戻ってきて、シャワーを浴びた後、外にでました。束の間のプライベートな時間。

僕が住んでいるアパートの隣の家は、つつじが満開。とってもいい香りでした。

2011050801.JPG

山は緑になり、そして、どこからともなく薫る草花。

どんなに仕事が忙しくても、草花を眺める余裕はもたないといけないと、つくづく思いました。

あと、美味しいご飯を食べる時間もたまには必要だなと。
写真はたまに行く福生のとあるカフェです。

いつもは餌を食べるような食事なので、たまには美味しいものを味わって食べないと。

2011050802.JPG

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IFE会員の皆様へ

いつもいつもIFEを支えてくださっている会員の皆様、
あらためていつも本当にありがとうございます。

皆様のお陰で、ゾマホンはじめ私どもスタッフは日本とアフリカの将来のために、
正しいと思ったことを、真っ直ぐに実行することができています。

会員の皆様には、現地の様子をもっと直接お届けしたいのですが、
なにぶん活動地域がインターネット回線はおろか電気も通っていないところなので、
なかなか思うように伝えることができておりません。
また伝えるにも経費もかかるので、満足にできておりません。

ただ、皆さんにお伝えしたいのは、普段の日常生活で、ふと
ベナンのことを思い出していただきたいなと思います。

皆さんのお一人お一人の支援が、毎日1,000人近くの
子供たちのお昼ご飯を提供し、多くの村人に綺麗な水を供給し、
多くの子供達が毎日小学校で勉強し、多くの若者が
毎日日本語の勉強ができています。

強調したいのは、皆様からの支援は毎日、ベナンの多くの人々に
届いているということです。

「毎日」という言葉がとっても重要です。

ちょっと疲れた時、落ち込んでいる時は、特にベナンを思い出してください。
今日もあなたのお陰で、ベナンの人々が喜んでいます。

僕はそんな皆さんと共にいることを、とても幸せに感じています。

半分は自分の幸せを
半分は他人の幸せを

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富山に帰りたい

世の中10連休の人もいるって話、聞きました。
何それ?別にうらやましくないけど、なんか感じわるい。

僕は昼間の仕事も休日出勤があったり、IFEの仕事もあったりで
連休中、丸々1日休みはありませんでした。

なので残念ながらGWに富山に帰れませんでした。
あ~富山のきときとエネルギーが切れそう・・・

富山に帰って、富山警察署裏の「鶴喜」で
うどんが食べたい。

馬場島(ばんばじま)にいって山菜を採りたい。

お墓参りにも行きたい。

入善町の「ダックスファーム」でコーヒーが飲みたい。

あ~富山に帰りたい・・・帰りたいけど帰れない。

話はとびますが、
今日は「こどもの日」
皆さんは菖蒲湯には入りましたか?

僕は今年は残念ながら入りませんでした。
富山にいれば、絶対「菖蒲湯」に入るんですが。。。

菖蒲はいいですよ。名前も好きですが、
あの菖蒲の葉筋が大好きです。

あ~菖蒲湯に入りたい。
そう思うとやっぱり富山に帰りたい。
白エビパワーがなくなりそう・・・・

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社会貢献と自分貢献

昼間の仕事と、IFEの仕事の両立はだいぶ体を
痛めつけていたようだ。ボランティアも楽じゃなかった。

思えば、10年近くそういった生活をしてきたツケがきたのかもしれない。
人生、はじめてMIRというもので検査をうけた。
昨年から続く頭痛がだんだんひどくなり、最近は満足に生活できなくなってしまった。

結果は、ストレスからくる全身の筋肉硬直が原因で
特に脳には問題なかった。(一安心)

これまではIFEの仕事を優先させてきて、自分自身の生活は
まったく顧みなかった。

貯金は全くなし。ようやく貯金ができるようになったのは
1年前。月2万円ずつ貯金できるようになった。

ただし、昼間の仕事の時間的な拘束も厳しくなるのとと同時に、
IFEも10年近くもたてば、いろいろ活動に幅が広がってくるので、
その対応に追われてしまっている。日々全力疾走。それでも、終わらない。

マネジメントが悪い。

いえば簡単だが、これはやってみないとわからないと思う。

でも、そういってても仕方ないので、今年1年いろいろ整理しようと思う。
まあ、貯金がほとんど無いのは、厳しい現実だが・・・やるしかない。
原点回帰だ。

なお、IFEの活動は、いままで以上に成長させたいので、
これまでの活動内容は変えないで継続しつつ、
もっと経営的なセンスを取り入れて躍動したいと思う。

やるしかない。小手先でどうこうできる問題じゃないと
つくづく思った。
 

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最近のリビア情勢

最近、リビア(北アフリカに位置)のニュースが頻繁に入ってくる。
「Facebookからはじまる民主化」とか報道されているが、
報道している側は一体リビアの何をみて、何を知ってそういっているのか?

そもそも「民主化」って何?

僕は今回のリビアでの戦争に関して、かつてイラクに大量破壊兵器が存在しているという理由で、
イラク戦争を始めたアメリカを思い出す。(最終的には、大量破壊兵器は存在しなかったが)

あの時、確かフランスは戦争反対を掲げていたよな~
最後までアメリカにそういっていたもの。

でも、今回のリビアはどうよ?

フランスがあっという間にリビアを攻撃したよ。
フランスは人道主義だったんじゃないの?

矛盾していない?

そして、そして、今度はコートジボワールでの
大統領選挙で、武力衝突があった際、
日本の報道では「フランス軍が日本大使館を・・・」
あれ?日本大使館はフランス軍が守ってくれたの?と
違和感を覚えた。

本当に民主化をすすめるために、フランスは
アフリカにいるのか・・・・

本当に民主化をすすめるために、アメリカは
中東にいるのか・・・

話はずれてしまうが、
日本は先の大戦を反省し、「戦争放棄」を
掲げているなら、こういう時に日本が世界の場で
本当に反省している態度を示すべきなんじゃないかと思う。

それが先の大戦で亡くなった多くの人々の供養になるんじゃないだろうか。

小さいことかもしれないが、僕自身はその思いをベナンの「たけし日本語学校」で
これからも伝えていきたいと思う。
それがいまを生きる日本人としての戦い方だと思ってる。

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命(いのち)

最近、考えさせられる言葉です。
東日本大震災を東京で経験して、そしてその後から
ぞくぞく入ってくる震災関連の報道を通して、
命の大切さ、生きていることのありがたさを実感しています。

そんな中、オサマビンラディンを殺害したということを
ニュースで知りました。

こんな時だからこそ、人を殺すことが認められているということに違和感を覚えました。

かと言って、僕には「何があっても命が一番大切」という言葉にも
違和感があります。

ゾマホンさんのように、「自分の命以上に大切なものがある」といった
ある意味達観した存在を知っているからです。

今回の福島第一原発の事故でも、自衛隊や消防、警察などの方々が
そうかもしれません。

決して、自分の命以上のことがあって、良いことはないのですが、
「命」というものについて考えさせられます。

私は、オサマビンラディンが殺害されたというニュースを
ただただ一つの情報として聞き流すことができませんでした。

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