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NPO法人IFE

旅行道

May 2010 の記事一覧

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なぜベナンに?

時々よく聞かれる質問がある。
「どうしてアフリカに、ベナンにそこまで興味を持つようになったのですか?」

この質問に回答するには、10年ほど前に話を戻さなければならない。

私が15歳、中学3年だった1999年、「ここがヘンだよ日本人」という番組が放映されていた。地理が好きだったので、様々な国の人が出演してあれやこれや話をしたり、時々出てくる特集なんかが面白かった。通常の討論に限らず、劣化ウラン弾の被害を受けたイラクの状況、宗派によって立ち入りが制限されてるイスラエルのエルサレム、コンゴ・パパイヤツアーと称したコンゴ共和国など、どれも興味深かった。

そして忘れてはならないのが、IFEの代表であるゾマホン氏である。彼は当時、「ゾマホンのほん」を執筆し、その本の印税で小学校を建設する活動を始め、その活動がこの番組内で何度も放送された。当然ながら、彼の国のベナンの映像も出てくるわけである。この期間、私が見たベナンの景色、人々の生活、文化等に興味を持ち始めたのだ。それ以来、「ベナンに行きたい、アフリカに行きたい」、「ベナンやアフリカの社会や文化を勉強したい」と思うようになったのである。

アフリカに興味のある人の中には、動物をはじめとする自然に興味を持つ人もいるだろう。しかし、私は別に野生動物にも興味はなかった。サハラやナミブの砂漠にも興味はなかった。とにかく、向こうの社会や文化がどうなっているのかをこの目で見てみたかった。それ以来、「何としてでもベナンには必ず行こう。」そう思い始め、現在に至るのである。

今思えば、相当変わった中学生であったに違いない。

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旅好きになったきっかけ

私は根っからの旅好きである。放浪癖という病気にかかってるのではないか、と思うときさえある。隙間時間さえあれば旅行のことを考えているし、航空券の値段なんかをウェブサイトでチェックしたりもする。実際に旅に出て移動しているときでさえも、「次はどこに行こうかな。」なんて考えているから、ある意味「旅行中毒」とも言える。

そもそもなぜ私は旅が好きになったのだろうか。両親も比較的旅行が好きで、小さいときには1年に1回は国内の家族旅行をしていた。中学生になれば、祖父が持っていた南海電鉄の「株主優待乗車券」(本人以外も使用可)を借りて、関空を除く南海電鉄全線に乗り放題の特典を生かして、南海電鉄の各終点に出かけたものである。一番遠い高野山や高野線沿線にも何度も行ったものだ。ただ、このときは家族旅行を除いて全て日帰り旅行であった。

地図を見るのも好きだった。小学校のときは地図帳を結構頻繁に見ていたようで、担任の先生に「あなたは本当に地図が好きやねぇ〜」とあきれた表情をしていたのを覚えている。

もしかしたら、こういったことが旅行好きの基礎になっているのかもしれない。ただ、本格的な旅好きになるのは、もう少し後になる。

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