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NPO法人IFE

旅行道

March 2011 の記事一覧

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デモにあってしまったら

2011年1月から、チュニジアやエジプトなど、アラブ諸国で大規模なデモが発生している。平時であれば問題は無いが、ひとたびデモが起きてしまうと、そこに暮らしている人々の日常生活まで混乱することもある。

旅行中にデモが起き、それが何日間にも渡って続いてしまうと、早急に帰国、もしくは他の国に出国せざるを得ない。ただ、本当にそのようなことができるのか。

できるのかどうかは、「その時の状況次第」としか言いようがない。ただ、身の安全を確保することを最優先に考えることに関しては、どのようなときでも意識しておくべきである。

身の安全を確保する方法としてまず行うことは、「宿泊施設から出ない」ことである。とにかく、街に出向かないことである。これだけでも、かなりの安全性は確保される。

その次に行うことは、帰国の準備をすることである。まずは、帰国する交通手段(飛行機など)が動いているかどうかの確認だ。ダイヤ通り動いていれば問題は無いが、ダイヤが変更されたりした場合は、航空会社のオフィスと連絡を取ることになる。特に電話やネットがつながらない時は、直接出発する空港に出向く必要があるだろう。

次に大事なのは、空港までの移動手段の確保である。安全な移動手段が確保できるなら問題はない。しかし、それができない場合は、宿の人と相談して、その時の最善の措置を取ろう。可能であれば、数日分の水と食料も確保しておこう。

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親の許可を取るには

前回は「10代のうちに旅に出ろ!」というタイトルで、そのメリットについて書いた。しかし、「親が許可してくれない」という問題が発生する。どうすればいいのか。親の許可を取るコツはあるのか。

答えは「ある」。それを今回は紹介しよう。

まず第一に、「旅に出て得られるメリットを明示する」ことである。できれば、紙に書いて渡すとよい。具体的には、自分で手配する経験をしたい、将来遠方の学校の受験の際に困らないようにしたい、学校の勉強に役立てたい、などである。これに関しては、自分の思ったことを正直に書けばよい。

次に、「旅の目的をはっきりさせる」ことである。目的地で○○について知ることができる、学校の勉強(主に地理、歴史関連)の役に立つ、といったことを知らせる。

さらに、「旅の予定表を作成し、親に渡す」ことも忘れてはならない。出発日時、経由地、宿泊地、宿泊先の連絡先、訪問地など、出発までに決まっていることをすべて予定表にしておくのである。予定表といっても、旅行会社のパンフレットのようなしっかりしたものである必要は全く無い。○月○日にはどこにいて、どんなことをし、どこに泊まっているのかを知ってもらい、親を安心させるのである。

最後に大事なのは、「旅先から電話をかける」ことである。旅行中にもしものことがあったら、というのが親心。ただ、旅先から電話をするだけで、親の不安はかなり和らげることができるのである。出発前に、「宿に着いたら電話する」と約束しておけばよい。あるいは、旅の予定表に、「○○にて電話」と明記するのも一考である。

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