December 2011 の記事一覧
日本の冬の間に熱帯地域に旅行する際、冬のコートやジャンバーが荷物となることがある。持って行くと、確実に荷物になりかさばる。そのような状況でも、空港施設を賢く使えば、少ない荷物で熱帯地域へ旅立てるのだ。
一番簡単なのは、空港内のコインロッカーを使うのだ。関空でも成田でも1日(24時間)300円から利用できる。2日から4日以内の海外旅行なら、気軽に利用できる。
5日以上の旅行の場合、コインロッカーだと割高になる場合がある。その場合は、空港内の「手荷物一時預かり」を活用しよう。例えば、関西空港の場合、コートは5日間1,200円で預かってくれる。これより長い期間は、割増料金で預かってもらえる。各空港や窓口によって料金が異なる場合があるので、出発空港に問い合わせておくとよい。
空港内には、「宅配サービス」というのがある。これは本来、帰国した人のお土産やスーツケースを送ったり、自宅から主発空港までに荷物を運んでもらうサービスだ。「出発するのは冬だが、帰国するのは暖かくなってから」という場合には、空港までコートを着て、出発前に家に送ってしまえばいい。家に受け取る人がいることが条件になるが、長期滞在でコインロッカーや一時預りサービスで支払う高額な料金と比べると安くつくはずだ。
このような施設を上手に活用して、より快適な旅行を目指そう。
前回は、アフリカの人に何をお土産として渡したらいいか、を取り上げた。今回はその逆だ。日本人に何をお土産として買っていけばいいかを考える。今回もベナンを中心に考えるが、ほかのアフリカの国で買ったお土産も取り上げる。
私のおすすめは、日本人の口に合いそうな食品だ。もちろん、検疫、免税の範囲内で。
ベナンで買った食品で一番喜ばれたのは、「カシューナッツ」「ピーナッツ」「ドライバナナ」だ。特にカシューナッツは、塩とバターの味付けが絶妙で、単なるおやつとしてだけでなく、酒のつまみとしても美味しく食べることができる。
そのほか、「パイナップルジュース」やベナンの炭酸飲料「youki(ユキ)」もお土産として最適だ。ただし、液体は荷物が重くなるうえ、多くの人に分けることはできない。
もし、紅茶やコーヒーの生産が有名な国、例えばタンザニア、コートジボワールなどを旅行したら、ぜひ紅茶やコーヒーを買って帰ろう。
タンザニアのスーパーには、タンザニア産の紅茶が山のように売られている。一部の商品は、1人用のティーパックがいくつも入ったセットとして売られている。こういうものは、オフィスに置いておいても、好きな人が必ず消費してくれる。
コートジボワール産のコーヒーを別の旅行者から貰ったことがあるが、ものすごく香ばしく美味しかった。紅茶好き、コーヒー好きには、絶対に買うべきである。
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アフリカ方面に旅行し、かつ現地の人に会う予定がある人もいるだろう。その際、お土産に何を渡したらいいのかと考えることがあるかもしれない。アフリカ人が喜ぶ日本からのお土産とはなんだろうか。ベナンの人にあげたお土産を例に、話を進めていく。
私の私的な経験では、「文房具類」が喜ばれた。具体的には、「ボールペン」「電卓」だ。
「ボールペン」は、ベナンで学術調査をした際、調査協力者に一人1本渡したものだ。よほどの金持ち以外は、みな喜んでくれた。ベナンの文房具は中国製が多いのだが、安物は品質がよくない。高級品は、庶民の買える値段ではない。ボールペンの1本でも、庶民の人たちは喜んでくれた。
ただ、ベナンや西アフリカでは、青色のボールペンの方が広く使われている。黒色のボールペンも使われているので黒色を持っていっても問題はないが、青色の方がより喜ばれるだろう。
なお、仮に日本で中国製のボールペンを持っていっても、それほど問題はない。日本で売られている中国製品は、他の国で売られている中国製よりも高級品だ。したがって、「日本で買った」と言えば、たいてい喜んでくれる。予算に余裕があったら、日本製造で日本から持ってきたボールペンを渡せばいい。
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