本文へジャンプする

NPO法人IFE

アフリカニュース

January 2008 の記事一覧

Published on

エチオピアレストランを訪ねて

23日のIFE感謝祭では、参加者にベナンの料理を味わってもらうことができた。参加者の中には、おそらく初めて口にしたであろうベナン料理やアフリカ料理を食べて、いろんなアフリカ料理を食べてみたいと思った方もいるのではないだろうか。

エチオピア料理日本ではなかなか食べることができないアフリカ料理だが、大阪・心斎橋にエチオピア料理が食べられる店があり、どんな料理が食べられるのかを確かめに行ってみた。店の名前はアクスム(AXUM)という。アクスムとは、エチオピア北部の都市で、世界分化遺産に登録されたオベリスクが存在することで有名である。私自身、エチオピア料理を食べた経験が無かったので、西アフリカや東アフリカの料理とどう違うのか、非常に楽しみにしていた。店員であるエチオピア人女性に案内され、写真付きのメニューを見る。全体的にやや辛めのものが多いように感じられたが、私はそのなかで最も食べやすそうなBセットを選ぶことにした。正直なところ、辛いものばかりだと食べる自信が無かったのだ。

最初にサラダが出され、その後しばらくしてメインディッシュが出てきた。メインディッシュは、主食とされているパン2種と、カレーのようなスープが3種(カイ・ワット、ドロ・アリチャ、ゴーマン)である。パンはサクサクの食パンのようなダボというものと、灰色でみみのない食パンのようなインジェラというものだった。インジェラは、くるくると巻いてあった。

全文を読む »

Published on

EU・アフリカサミット 7年ぶり開催

アフリカ連合(AU)とヨーロッパ連合(EU)の首脳会議が7年ぶりに開催された。この会議は12月8日、9日の両日にわたって、ポルトガルの首都リスボンで開催され、およそ70の国の首脳が参加した。AU、EU共により緊密な関係を築いていこうとしており、安全保障、気候変動対策、民主化促進など多岐にわたる分野について話し合いが行われたが、貿易や人権などの問題で対立が見られた。

EUは、中国やインドのアフリカ進出に対抗することを視野に入れ、自由貿易や関税率の引き下げをAU側に要求したが、EUの要求が導入されると、競争力の無いアフリカ産業が衰退することをAUは懸念しているため、EUの要求に合意するまでには至らなかった。

いわゆるダルフール問題やジンバブエの人権問題でも、具体的な支援策や解決策は見出せず、せっかくの機会を嘆かざるを得ない結果となった。特にジンバブエのムガベ大統領が出席することを巡って、イギリスのブラウン首相が抗議して欠席する一方、ムガベ大統領もスピーチで欧州批判を行うなど、対立をより大きくしたかのようなやりとりもあった。

次回のEU・アフリカサミットは2010年に開催されるが、2008年はTICAD(アフリカ開発会議)が日本で開催される。こちらの会議の行く末がどうなるかにも注目していきたい。

ページトップへ戻る

サイトマップ