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NPO法人IFE

日本語教師の窓

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お便り 80 - 9月前半

市川先生 編

2010年9月3日(金)ベナンにおける『集合時間』とは・・・?

授賞式今日はお休みの日ですが、IFE財団が何かをいただける・・・ということで、ジャパンハウススタッフ一同はいそいそと出かけました。
とはいえ、約束の時間は9時と言われているのに、9時半ごろ出発。
会議の場所に到着しても、まだ全員が揃っていないから、と会議は始まらず。
結局始まったのは10時半を回っていたでしょうか。

会議は三部制で、第一部は10月に行われるNPO団体の展示会についてのお知らせ、第二部は授与式(過去に展示会で章を受賞した団体に今回は賞品が手渡されました)、第三部は簡単なランチ。
過去に展示会で章を受賞した団体に・・・ということは、もちろんIFE財団もです。
IFE財団はパソコンと液晶モニタをいただきました!!
でも、当初の予定では「賞品」ではなく「賞金」だったそうなのですが・・・。それもまたベナンでしょうか。

ちなみに日本語学校の生徒の話によると、例えば会議は10時からの予定だけど、遅れるだろうから・・・と9時集合と連絡することもあるそうです。

写真中央でしゃがんでいるのが、IFE財団秘書のダベデさんです。

2010年9月8日(木)イェワダンさん、いってらっしゃい!!

車から降りてきたのは目を釘付けにされるぐらい美しく、洗練されたきれいなお嬢様!

イェワダンさん今日はイェワダンさんが日本に発つ日。共立女子短期大学に一年間、留学します。   
ジャパンハウスの男性陣は美人のイェワダンさんがしばらくの間いなくなることが悲しいらしく、なんだか湿っぽい雰囲気になっていました(笑)(そんな状況を私はからかって楽しんでいました)。

とにかく、イェワダンさんの凛とした姿勢は私に安心感を与えてくれましたし、イェワダンさんのお父様のおおらかに娘を送り出す温かさにも胸を打たれました。

イェワダンさんの留学がすてきなものになりますように。ただただそう願うばかりです。
(『留学を目指す学生たち』にイェワダンさんのインタビューを掲載しています。)

私は、人には必要なときに、必要な出会いと別れがあって、別れのあとにはすばらしい出会いが待っていると思っています。ですから、特に留学生が日本へ行くことは喜ぶべきことですし、次の留学生・研修生・夢を持った人たちを送り出すべく、私はベナンでがんばりたいと思います。

さて、次はどんな留学生が誕生するのか。どんな形で夢をかなえていくのか。とっても楽しみです!

2010年9月10日(金)語学のレッスン

最近、2つの語学の勉強を始めました。

フォン語とフランス語。

フォン語は週1回、IFE財団秘書のダベデさんに教わっています。
それから、フランス語。こちらは生徒のロジト先生(現職フランス語教師)に週2回教わることになりました。
「週1回1時間で。」とお願いしたら、「それじゃ、足りません。」とロジト先生。私が自分で勉強しないことをわかっているようでした(苦笑)。ロジト先生も暇ではありません。そんな中、時間を割いてくださって、本当に感謝しています!!

初回はみっちり発音練習。なかなか正しい音が出せない私に根気強く、やさしく教えてくれるので、こちらもがんばろうという気になります。

二人とも違うタイプの先生で、私とも違うタイプで、教え方も違うわけですが、どんな授業が生徒を満足させるのか、いろいろ学べそうな気がしています。

フォン語に関しては、今後、みなさまにどんな言語なのか?どんな発音をするのか?お届けできるようにしたいと思っています。

2010年9月10日(金)買い物は・・・

毎週金曜日は唯一のお休みです。通常、ガンヒのスーパーなどに買い物に行きます。
唯一の気分転換なのですが、今日はちょっと行く気になれなくて、昨日の晩に
「藤波先生、明日お買い物お願いしてもいいですか?」と言ったら、
「山下先生ですか?」と。
山下先生も買い物に行かないことがあったようです。

昨日、私は授業前に時間があったので、近くのスーパーまで行ってしまったので、これと言って買いたいものがなくなってしまい、外に出られると言っても、所詮、車での移動で、自分で自由に行動できるわけではありませんから、まぁいいかな、と。ひきこもりだけにはならないように注意したいと思います(笑)

2010年9月14日(火)呪われた2号室

マラリアにかかりました。

日曜日の夕方、ちょっと体がだるかったので、昼寝をして起きたら、ものすごくのどが渇いて…。どんどん寒気がしてきました。
やばいな、と思って、授業前に熱をはかってみると・・・38.3度。

授業開始10分前にもかかわらず、藤波先生は授業を代わってくださいました。

薬昨日、月曜日にジャパンハウス行きつけの病院『ココティエ』に行き、採血をして、マラリアの薬をもらって、帰って来ました。検査結果を夕方秘書のダベデさんに取りに行ってもらったら・・・なんと薬が増えていました。感染症を防ぐ薬と、解熱剤です。
私が病院に行ったときは、なぜか37度まで熱が下がっていたため、解熱剤をもらわなかったのですが、ジャパンハウスに戻った後、すぐに熱が上がってしまったので、お医者さんにそう伝えてくださいとお願いしていたのでした。

血の検査では寄生虫がいるかいないかを調べるものだったのですが、幸い、私の体にはいませんでした。

ご記憶にも新しいかと思いますが、前任の山下先生もマラリアにかかりました。その山下先生がいらしたジャパンハウスの2号室で今、私は過ごしているわけですが・・・私もマラリアにかかりました。
決して2号室が悪いわけではありません。むしろ、広くて、いい部屋だと思います。

それから、生徒のみなさんにもたくさんの「おだいじに」をいただきました。ジャパンハウスのスタッフのみなさんからは「薬を飲みましたか?」と毎食後にチェックが入りました(ベナン人は薬が嫌いなので、飲まなくなることが多いそうです)。でも、そうやってみなさんが心配してくださることを本当に幸せだな、と思います。それから、授業を代わりに担当してくださった藤波先生には本当にご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。

今は元気になりました。

2 コメント

菅原雅之

天台宗の読経を聞いていたら、藤波のことを思い出して探してみました。

元気そうで何よりです。俺も結婚して娘が出来ました。

大変だろうけど頑張ってな。俺もサラリーマンで何とかやってるわ。

自然のサイクルの中に身を置きながら、物事を考えられる環境があるって、ある意味羨ましい。でも豊かな日本にいるから言えることなんだろうけどね。

仲間を集ってお昼ご飯をおごりたいので、一度連絡もらえたら嬉しいです。

藤波大吾

まーちん、コメントありがとう!
素直にうれしいです。
ベナンに来て1年と3ヶ月、本当にいろんなことを考えてます。
こういう環境の中にいられるということは、おっしゃる通り、本当に幸せなことだと思います。

結婚したのね。おめでとうございます!
しかも娘さんまで。いいね。
日本のサラリーマン、本当に大変だと思いますが、がんばってください。
僕もがんばります。


来年の6月までこちらにいる予定なので、帰ったら必ず連絡します。
今度会える日を楽しみにしてます。

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