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アフリカニュース

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アフリカ水族館へ行こう

アフリカ水族館横浜・八景島シーパラダイスで、来年2月1日まで「アフリカ水族館~森をうるおす水辺と生き物~」が開催されている。このイベントは、「元気なアフリカを目指して」をテーマに今年5月に横浜で開催されたアフリカ開発会議(TICAD Ⅳ)を記念して、明るく元気なアフリカを応援しようと開催されている。

会場では、アフリカ大陸の大河、グレートリフトバレー(大地溝帯)やマダガスカル島に生息する約50種の魚類、両生類、は虫類が展示されている。なかでもカメレオンやカエルの展示や解説が充実しており、会場にはカメレオンの行動を真剣に眺めていたり、展示ケースの隅に隠れている小さなカエルを探すのに夢中になっていたりする子供たちもいた。

また、マダガスカルの展示、解説にも力が入れられていた。マダガスカルは8千万年前からアフリカ大陸と分離し、大型の肉食獣がいなかったため、大陸とは異なる独自進化をとげた動物がたくさんいる。それに着目してか、アフリカ53ヶ国のなかでも唯一独立したゾーンで来場者の注目を得ていた。

展示場内全体はコンパクトにおさまっており、解説もわかりやすく、子供でもわかるように漢字に読み仮名も書かれていた。取材時は夏休み中ということもあって、子供連れの家族やカップルらでにぎわっており、初めて見る生きものに、様々な反応を示していた。アフリカといえば、ライオンやシマウマなどの大型哺乳類が有名だが、このアフリカ水族館は日本にいながら、あまり注目されることのないアフリカの水辺の小さな生きものを観察する絶好の機会である。近くの方は足をのばしてみてはいかがだろうか?

(8月21日取材)

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