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NPO法人IFE

日本語教師の窓

April 2010 の記事一覧

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お便り 67 - 2月後半

藤波先生 編

2010年2月16日(火)水が出ました

やっぱり水がある生活っていいですね。体も気持ちもさっぱりします。

というわけで、今日、ようやく水道から水が出ました。本当によかった。本当に月並みな感想ばかりで恐縮ですが、これからはもっと水を大切に使いたいと思います。そして、洗濯物は溜めずに、できる時にまめに洗うようにしたいと思います。

藤波

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お便り 66 - 2月前半

藤波先生 編

2010年2月3日(水)どんなベナンが

今日、ちょっとした用事があって、大使館の前の道で2時間ほど人待ちをする時間がありました。することもなかったので、イレネーさんと二人で車の中で昼寝をしていました。大使館がある一角は、最近できたばかりの建物が立ち並んでいて、ちょっとした高級住宅地のようです。この付近は政府の建物や会議場なども多く、富裕層が多くすんでいるエリアです。海が近いので、少し強い海風が常に吹いています。静かで、虫もいなくて、涼しい風が吹いていて、まさに昼寝にはもってこいの場所だったので、私もイレネーさんも気持ち良く昼寝することができました。そんな時にふと考えたのは、こういうところに住んでいる人たちには、ベナンという国はどんな風に見えているのだろうか、ということでした。きっと、もう少し庶民的な場所に住んでいるベナンの人たちとは見え方は違うのだろうと思います。たぶんそれは仕方のないことなのでしょう。どうがんばってみても、その国の全てを見て全てを理解することは不可能です。私にしてみても、電気も水道もあるコトヌーという街に住んでいるので、おそらく電気も水道もないような村に住んでいる人の状況などほとんど見えていないのだろうと思います。今までに数回、そういう村を訪れたことはありますが、それはただ「訪れた」というだけであって、そこに「住んでいる」わけではありません。「訪れる」と「住む」では見えるものが全然違います。そう考えると、自分はベナンに住んでいるけれど、きっと非常に限られたものしか見られていないんだろうなと思いました。

藤波

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