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ゴドメーの立体交差建設まもなく始動

8月26日、ヤイ大統領が、ゴドメー(Godomey)の立体交差建設の礎石を設置した。土地の収用費と交通網の移転費用を除いた総費用は120億CFA(約30億円)で、完成後は円形のカーブを加えたスピーカー形になる。

この立体交差は、交通事故を防ぐことと、主要交通とオートバイを側道で分離することを目的に計画された。立体交差は6つの連絡道路、2つの地下道路と3つの側道を有する。本線は片側2車線ごとに分けられ、計4車線が予定されている。ゴドメーはコトヌーの西に位置しており、この立体交差が、コトヌー港や内陸国を発着する交通をより便利にさせることが期待される。平日ラッシュ時のコトヌー付近の交通量は非常に多く、渋滞が目立つ。近い将来、この立体交差の建設によって、コトヌー~アボメー・カラビ間の交通渋滞の解消と、アビジャン~ラゴス間の輸送や乗り継ぎの利便性が向上されるとみられている。

なお、この立体交差の工事については、2006年にヤイ大統領が中華人民共和国を訪問した際に話し合われた事柄である。中国の監督のもと、今年10月から工事が始まり、2011年の完成を目指す。

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