本文へジャンプする

NPO法人IFE

日本語教師の窓

September 2009 の記事一覧

Published on

お便り 54 - 8月前半

藤波先生 編

2009年8月1日(土)独立記念日

独立記念日今日はベナンの独立記念日です。1960年のこの日、ベナンはフランスから独立しました。独立から50年近くが経ちましたが、今だにベナンはフランスの影響を受け続けています。

とはいえ、独立は独立。というわけで、毎年この日はベナン国内のどこかで、大統領も参加しての盛大なパレードが行われます。パレードが行われる場所は毎年違って、今年は西部のLocosaという町です行われました。コトヌーから車で2時間半ほどの距離にあります。

ゾマホンさんのおかげで、立派な席でパレードを見物することができました。

独立記念日パレードを見て一番に感じたこと、それは、「なんて軍事色の強いパレードなんだ・・・」ということ。次々に登場する、警察や陸軍、海軍、空軍、何種類もの特殊部隊の隊員、そして戦車に装甲車・・・。国力を示すためにはやはり軍事力なのでしょうか。ここでパレードをしている軍や部隊が、どれほどの能力でどれほどの活動をしているのかはわかりませんが、とにかく種類は多かった。最後に、少しだけ民族衣装を着た人々や少林寺拳法のデモンストレーションや、アフリカの楽器も登場しましたが、「軍事色が濃いパレード」というイメージは消えませんでした。

パレードの後には、盛大な食事会にも参加せていただき、さらには大統領や大臣の方々と握手までしてしまいました。とにかく、いろんな意味でいい経験ができた一日でした。

藤波

全文を読む »

Published on

お便り 53 - 7月後半

藤波先生 編

2009年7月16日(木)バリカンのある風景

近所の床屋ベナンに到着して半月が過ぎました。そろそろ髪も伸びてきたし、石鹸代と水道代節約のためにも、散発するか、ということになりました。IFEスタッフの寺嶋君と山下先生と私の3人で近所の床屋へ。中に入ると、幅が2m近くはあろうかという立派な鏡、その前に置かれた事務用の回転イスひとつ。鏡の前の棚置かれているのは櫛とハサミ。ちなみにハサミはいわゆる文房具のハサミ。そして、棚に打ち付けられた釘にかけられているのは5台のバリカン達。なかなか見ごたえのある景色です。

ベナンの男性はだいたい坊主頭。だから床屋もバリカンが主流なのでしょう。しかし問題はやはり「髪の質」。日本人とベナン人の髪の質は明らかに違います。私の髪は特に柔らかい方なので、かなり床屋のお兄さんも苦労している様子。でもとにかく一生懸命。ある程度まで刈り終えると、お兄さんは後ろで待っていた山下先生に「これでいいか」という顔で確認を求めます。「ここが長いよ」と指さしにてアドバイスを授ける山下先生。「なるほど」という顔のお兄さん。でもやっぱりうまく短くできない。なんとか坊主頭になるまで刈ってもらい、ジャパンハンスに帰って頭を洗ってみると、やはり仕上がりはバラバラ。頭の真中部分は比較的短くなっているが、側頭部は少し長め。わかりやすく言うと、落ち武者のようなヘアスタイル。非常に斬新。しかし斬新過ぎるのが少し心配。とりあえず、お兄さんは一生懸命やってくれたのでよしとします。値段も500CF(100円くらい)と格安。次回もあの床屋に行きたいと思います。そして、髪の毛の流れの逆からバリカンを入れる方法を教えてみたいと思います。

藤波

全文を読む »

Published on

お便り 52 - 7月前半 - 藤波先生編 開始

藤波先生 編

2009年7月1日(水)はじめの一歩

午前2時、ついに到着しました、ベナン共和国!

右足で記念すべき第一歩目。

飛行機から眺めたベナンの夜景は、暗い街の中に、白とオレンジ色の光が控えめに点々と光っていて、とてもきれいでした。

飛行機を降りると、山下先生、寺嶋さん、日本語学校の生徒の皆さん、それに所さん寄贈のスクールバスが出迎えて下さいました。日本とベナンの国歌、ケツメイシの「涙」、ダンスと、次々続くおもてなし。本当にありがとうございました。

私のベナン生活は、上々のスタートです。

最後に自己紹介。

今日から、ベナン共和国の「たけし日本語学校」に日本語教師として赴任しました、藤波と申します。26歳、男、職業・日本語教師、です。

ベナンでの生活を通して感じたことを少しずつ書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

藤波

全文を読む »

ページトップへ戻る

サイトマップ