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アフリカニュース

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ブードゥーの祭典

ベナンでは、毎年1月10日はブードゥー(英語でVoodoo、仏語でVaudoun)の日で祝日であり、この日伝統宗教(ブードゥー教)の指導者と信者たちは、ベナン南部の町ウィダ(Ouidah)でブードゥーの日を祝った。
ウィダの海岸に建立されている「帰らずの門」のモニュメント付近では、異なる宗教の団体が、歌や踊りを競い、力強さを表現した。また、祈りと儀式の後には、黒いヤギがいけにえとして捧げられた。

Q. ブードゥー教って何??

ブードゥー教は、主にアフリカ系黒人が多数を占めるハイチ、あるいはカリブ諸島やアメリカ合衆国南部の黒人間で信仰されている宗教として有名だが、ブードゥー教の発祥地は、現在のベナン共和国であるとされている。西アフリカ発祥の宗教がカリブ諸島やアメリカで信仰されているのは、奴隷貿易によってもたらされたからである。

現在ベナンでは、キリスト教やイスラム教を信仰しているも者が多いが、ブードゥーの信仰や文化、慣習などは、ベナンの人々の間で根づいている。

ブードゥーの信仰や文化は、自然や生活の中から生まれたものである。ブードゥー教には、およそ800もの神がいると言われている。また、ゾンビ伝説の起源も、この宗教である。
ベナンを訪れると、時々ブードゥーの神様に変身した者と、その一行を見かけることがある。ベナンを訪れる機会があれば、もしかしたら彼らと出会えるかもしれない。

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