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エチオピア暦2000年のミレニアム
9月12日(水)に、エチオピア連邦共和国では、エチオピア暦2000年をむかえた。このミレニアムを記念して、国内外で様々なイベントが開催された。
首都のアディスアベバでは、このミレニアムの前夜にキャンドルライトで行進するイベントや、文化、音楽に関する催物が行われた。このイベントにはメレス首相も参加し、「エチオピア暗黒時代の終焉が始まる」と述べた。
日本の東京でも、在日エチオピア大使館が主催して、講演会の開催のほか、ダンス、音楽、伝統料理、民族衣装などでエチオピア暦のミレニアムを祝うイベントを行った。
ところで、なぜエチオピア暦は西暦(グレゴリアン暦)と7年の違いがあるのだろうか。それは、キリスト誕生年の解釈が、ローマ教会とエチオピア正教会(キリスト教コプト派)とが異なるからである。
エチオピア暦は西暦と同様、1年は365日(閏年は366日)である。しかし、月のほうはというと、1月~12月は全て30日で、12月の次に13月が存在する。最後の13日は5日(閏年は6日)しかない。