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ケニアで新種類人猿の化石発見

京都大学とケニア国立博物館などの合同チームが、ケニア中央部ナカリで、約990万~980万年前のものと見られる新種の類人猿のあごと歯の化石を発見した。この化石は、ヒト、チンパンジー、ゴリラなどの共通祖先に近い可能性が高いとされており、米国化学アカデミー紀要電子版に掲載された。

発掘された化石は、右下あごの骨1点と歯11個で、2005年1月に発掘されもの。放射性年代測定などから、約990万~980万年前のものと判明した。

この化石は「ナカリピテクス・ナカヤマイ」と命名された。2001年夏にナイロビ近郊で交通事故死した地質学者、中山勝博・島根大助教授にちなんだもので、類人猿の学名に日本人名が採用されたのはこれが初めてである。

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