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TICAD閣僚準備会議&日本・ガボン外相会談開催
3月19日から23日の5日間、ガボンの首都リーブルビルで、第4回東京アフリカ開発会議(TICAD Ⅳ)閣僚級準備会議が開かれ、高村正彦外務大臣が議長として出席した。この会議は、今年5月下旬に開かれるTICAD Ⅳの土台を築くためのもので、アフリカ諸国の意見を聴取しつつ、TICAD Ⅳの議論の方向性を取りまとめた。
今回の会議では、メンバー国がインフラ整備、および交通ルートの改善によってアフリカの経済成長を加速させることが必要であることが確認された。また、発展途上国に対し、100億米ドルの財政支援を行う提案に参加者らが合意した。
このガボン訪問時には、日本・ガボン外相会談も行われた。オルガ・ゴンジュ(Olga Gondjout)外相と会談した高村外相は、新たな予算体系について協議し、経済成長と環境保護を達成しようとする国々をサポートすることを提案。コンジュ外相もこの案を受け入れ、詳細を協議し始めることに合意した。