本文へジャンプする

NPO法人IFE

日本語教師の窓

November 2011 の記事一覧

Published on

お便り 106 - 10月後半

永田先生 編

2011年10月22日(土)雨天決行

わたしは某南米国の砂漠に雨を降らせたことがあるくらい、筋金入りの雨女です。今日はわたしの誕生日。1ヶ月前からみんなに「誕生日当日にパーティーをして!」とお願いしていたので、笠井先生の誕生日パーティーの時のようなサプライズ感はまるでなく、10日ほど前から、スタッフさんや生徒のみなさんの手によって、パーティーの準備は着々と進められていました。

が、誕生日当日。日本だったら、確実に小学生は自宅待機になるんじゃないのかというくらいの大雨・・・。雨が降ると、みんなたけし日本語学校に来ることが本当にできません。それでも数人の生徒さんが来てくれて、夜の授業後、パーティーをしてくれました。将来双子が生まれるようにとケーキはふたつ用意されていましたが、来られる人が少なかったので本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

翌々日、「無駄」という新出語彙を教えている最中、無駄の意味が分かった生徒から、さっそく「一昨日の先生のケーキは無駄でしたー!」と言われてしまい、「いーや!無駄じゃありませーん!無駄は好きじゃありませんから、私がたくさん食べましたぁー!」と必死に自分をかばった切ない一瞬がありました。

全文を読む »

Published on

お便り 105 - 10月前半

笠井先生 編

2011年10月2日(日)期末テスト終了

2週間にわたって続いたテスト週間も今日が最終日。
大雨で学生が来られなくなったり、停電でテスト用紙の印刷が遅れたりとハプニングもありましたが、なんとか全クラスのテストを終えました。

たけし日本語学校では学期末にテストを行うことになっています。
1週目は漢字のテスト、2週目は文法のテストです。

この2週間は教師はテスト作成と印刷に追われ、学生はテスト勉強に追われた2週間でした。
授業が無い日でも、質問をしに学校を訪れる学生が何人もいました。

たけし日本語学校の学生は、大学に通いながら、あるいは仕事を持ちながら勉強を続けている学生がほとんどです。それでも時間を見つけてやって来る姿には本当に頭の下がる思いです。自分の国の言葉をこんなにも熱心に学んでくれる人たちがいるということに、改めて心が揺さぶられました。

さて、これから採点、補習、再テストが待っています。
本当に大変なのはこれからかもしれません。

全文を読む »

ページトップへ戻る

サイトマップ