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お便り 25
成田先生 編
海の中
今日は ゾマホンさんの友人のお誘いで 知り合いのマダムのお宅におじゃまさせてもらった。
海のちかくの とても大きいくて きれいなお宅。
このあたり一体が そのような家ばかりで高級住宅街になっている。
歩いて海辺に行けるというので お茶をいただいた後 みんなで海辺に行ってみた。
「わあ~ とってもきれい! 海がこんなに近くていいですね」と言ったら
ポヌさんが 遠くの沖のほうの船を指差して
「10年前は あの船のあたりは 砂浜でした」…。
え~ どう見ても 海なんだけど。。。
そして 私たちの足元には 波に削られてなくなってしまった 家の残骸が・・。
こわい・・・。
このマダムも 「何年後かは 私の家も海の中だわ」って言っていた。
政府も 近々 海の中に防波堤のようなもの(?) を作る予定らしい。
そんなので ほんとうに防げるんだろうか。。
躾
Dクラスのオチャンが 鉛筆を忘れたので 貸してあげた。
授業後 私に借りたえんぴつを 返してくれる時に
鉛筆を持った右手に左手を添えて 両手で渡してくれたので
なんだか“日本と似ているな” と思って
オチャンさんに
「どうして こうするんですか」
と質問してみた。
オチャンさんは「家で両親におしえてもらいました」と。
彼の家では “ご飯は お父さんがいちばん最初に食べて 子供は 一番最後。”
など 躾がしっかりしていたらしい。
だから オチャンさんは こんなに礼儀正しいんだな~♪
家での躾って ほんとうに大切だな。
オチャンさんは「でも 田舎の人は ちゃんとしますが コトヌーの人は あまりしません。」って 。。
だんだんこういう大切な事が なくなってきてしまうのかな 残念・・。
靴の修理屋さん
カンフー用の靴が破れてしまった。
つま先のところが カッパと口を開けてしまったため、つま先が丸見え。
帰りがけに 靴屋さんを見つけて 直してもらう。
つま先を縫ってもらって ボンドでくっつけてもらって200 CFA。
直せば まだ使えるじゃん。 捨てなくて良かった (^.^)
でも 針で縫った穴から 水か入ってくるんだけど。。。。
まっ しょうがないかな(笑)
ゾマホンさんのファン
ジャパンハウスの玄関から 大男3人が入ってきた。
何事かと思ったら、彼らは ナイジェリア人で、日本にいる時
ゾマホンさんにお世話になったという ゾマホンさんファンだった♪
ゾマホンさんを お兄さんのように慕っていて
彼が日本でどろぼうと間違えられたとき 助けてくれたのがゾマホンさんで
それがとてもうれしかったらしい☆
目を輝かせながら そのときの事を教えてくれた。
一見 とっても怖そうなお兄さんなのに その時の事を思い出してか 目をうるうるさせている。。。
6人くらいでその話を聞いていたけど みんなもゾマホンさんが褒められて とてもうれしそう。
残念ながら ゾマホンさんは今 日本なので会うことは出来なかったけど
「また ナイジェリアから来ます♪」と言って 帰っていった。
ゾマホンさんは みんなの誇りのようだ☆
マナー?
最近 成田さんと私の間で 気になってる事について ニャンフィさんに質問してみた。
それは 「ワン切り」
私も成田さんも携帯を持っているのだが
よく 1回だけ鳴って切れてしまう(ワン切り)電話がある。
これは 日本ではあまりよくないけど ベナンではもしかしたら
違う意味があるんじゃないかと思って聞いてみた。
(たとえば あいさつの意味とか 元気ですか?の意味とか)
そしたら ニャンヴィさんは
「それは ベナンでもよくないです」
「その人は電話のクレジットがありませんね( ^^) 」
と教えてくれた。
なんだ~ やっぱりよくないんだ(^^)
ちょっと すっきりした☆
そのほか ベナンであまりよくないこと。
私は うなずきながら話を聞くのが癖だけど 無言でうなづきながら
先生の話を聞いたりするのは少し失礼らしい。
うなずく時は 「はい はい」と言いながらのほうがいいです。と教えてくれた。
そして 食べながら歩くのは だめ。 買ったら家で食べましょう!
そういえば 私なんかは 道端で揚げパンとかを買ったりすると
食べながらジャパンハウスまで帰ってくるけど 学習者のそういう姿を
見たことがない気がする・・。
食べるときは ちゃんと 教室の机で食べている(^^)
ニャンヴィさん 今日は とても いい勉強に なりました☆