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たけし軍団さんがベナンに来た。
成田先生 編
2006年12月10日 - たけしさんの学生さんがベナンにやって来た☆
今日の夜 たけし軍団さんがベナンに到着しました。
その日の授業は通常どおり20時までしましたが なんとなく私も学習者の皆さんも落ち着かない様子♪ 授業後 みんなジャパンハウスに集合して 日本の国歌とベナンの国歌の練習。 食事の準備も万端にして みんなで空港に出発ー! 私達はアバロ号で みんなはバイクで出動☆「たけし日本語学校御一行」の大移動でした。
たけし軍団の方とゾマホンさんは12時近くに到着。 軍団のみなさんは ベナンの民族衣装での登場でした☆ 空港の待合室で ゾマホンさんやたけし軍団の方が インタビューを受けている間にも そとから みんなの 踊りと歌の声が聞こえてきます。
待合室から テレビのライトに照らされて たけし軍団の方達が 出てきました。 みんなで 「君が代」を歌い つづいて「ベナンの国歌」を歌いました。 そのあと 熱いダンスで歓迎☆ たけし軍団の方たちは 長時間の移動の疲れも みせず 一緒に踊ってくれました☆
1時に解散。 そのあと たけし軍団さんは 一旦 ホテルに荷物を置いて ジャパンハウスで食事。 深夜3時になっていましたが、みなさん 初めてのベナンの 食事に興味をもってくれて いろいろとお話しをしながら たのしい食事となりました。
2006年12月11日 - 歓迎パーティー☆
今日の夜は 歓迎パーティー。
今まで この日のために 歌や劇や踊りを練習してきたので みんな 気合が入っています☆
7時 たけし軍団さんがジャパンハウスにやってきました。 準備をしている学習者のみんなと話したり 現地の言葉を習ったりと気軽に接してくれて 学習者のみんなもとてもうれしそうでした☆
パーティーは
- フランス語 英語 日本語でのスピーチ
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コーラスグループの合唱(翼をください)
― たけし軍団の方も飛び入り参加して 大盛り上がり。 -
踊り(ベナンの伝統的な踊り)
― ちょっと緊張気味(笑) -
劇(アフリカの歴史も紹介しつつ 所々笑える)
― ときどき出てくる 日本語でのセリフに たけし軍団さん 小ウケ♪
みんな 練習の成果を十分に発揮できたのではないでしょうか(^^)
最後は 学生からのリクエストで ゾマホンさん 歌の披露(上を向いて歩こう)
結局 みんなでの大合唱となり 大盛り上がりのうちにパーティーは 無事終わりました☆
たけし軍団さんは ジャパンハウスに宿泊。
今日は ジャパンハウスは とってもにぎやかです。
2006年12月12日 - 北に出発☆
ジャパンハウスで 朝食をとって ベナンの北に 出発!
13:00 ダサ着 昼食
17:00 パラクーの「たけし小学校」到着。
子供達が「なかよしTシャツ」を着て 盛大に迎えてくれました。 村の人たちが集まって 歓迎の挨拶 & 踊りと歌☆ たけし軍団さんが 机を飛び越えて 踊りの輪に参加すると 盛大な拍手が巻き起こりました♪
その後 授業見学。
軍団のルビーさんが フランス語の授業に参加☆
こっそり となりの子に 答えをきいていました(笑)
それから たけしさんからの サッカーTシャツを 軍団さんから みんなにプレゼントして 日本代表(たけし軍団)VS ベナン代表(小学生) の サッカーゲームが始まりました。
ゾマホンさんは ゴールキーパーとして参加! 結果は・・・ ベナン代表の圧倒的な勝利でした☆
2006年12月13日 - 明治小学校と江戸小学校
今日は 明治小学校と江戸小学校を訪問しました。
明治小学校
ここでも 村中の人たちが集まっての 盛大な歓迎を受けました。 たけし軍団さんから 校長先生に文房具とたけしさんからのサッカーTシャツが渡され ゾマホンさんから 甘栗♪のプレゼント☆
たけし軍団さんの手品披露
- ボールが増える手品にみんなびっくり。
- 口の中から 棒がのびる手品は ???
たけし軍団さんと視力検査対決!!
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もちろん小学生の勝ち♪
(6メートルくらい離れたところからでも ばっちり見えてました。すごい)
たけし軍団さんとサッカー対決!!
- 今回も ベナンチーム(小学生)の勝利♪
江戸小学校
「ここは ベナンの北でもっとも大変な村の1つです」とゾマホンさんが 説明してくれました。
ここの学校には 井戸がありません。 水を手に入れるためには 何キロも歩かなくてはいけないそうです・・。
江戸小学校に着いたのは 夕方近く。 大きな道から 少し入った林道(草むら)を行くと 江戸小学校がありました。 もう 陽が落ちているにもかかわらず たくさんの村の人が待っていてくれました。 あたりは あっという間に真っ暗になり 携帯の蛍光灯と 車のライトで 歓迎会が行われました。
前回訪れたときは 少しの学生と村の王様が迎えてくれたのですが その時は 王様は村のみんなと農作業中だったので みんな同じ格好で どの方が王様なんだろう。。。と はじめは分かりませんでした。今回は 民族衣装に着替えた王様が 前回と同じ笑顔で迎えてくれました☆
はやくこの学校に 井戸ができ、子供たちが のどが渇いたときに いつでも きれいな水が飲めるようになることを 願っています。
2006年12月14日 - IFEの農場訪問
ベナンの北にあるIFEの農場を訪れました。 ここでは 日本の栃木県で農業技術を勉強した ベジさんが 農業を頑張っています。
テレビの撮影の前に この農園のことについて ゾマホンさんが真剣に説明してくれました。
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この農場の面積は 約80ヘクタール
トラクターがなく 自転車やくわでの作業なので まだ10ヘクタールしか使えていません・・。 -
今年の1月からはじめた この農場は 今年の今が初めての収穫。。。
とうもろこし・トマト・オクラ・豆 が収穫されていました。 このほとんどは 孤児院に配り 残りを売るのだそうです。 ですから 今のところ 農作物からの収入はなく ここで働く10人のお給料は ゾマホンさんが 自腹を切って支払っています。 もし 80ヘクタールをフルに使うことができたら なんとか この人たちのお給料も 払うことができるかもしれない。 とのことでした。 - この農場には牛やヤギやにわとりがいます。 今 豚小屋を建設中。今後は 豚も飼いたいとのこと。
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井戸もあります。
この時 ちょうど 少し離れた村の男の人が バイクで水をもらいに来ていました。 この井戸は この農場周辺の村の人たちの生活も支えているようです。
この 農場をあとにする時 道の両側一面に 綿の花が 咲いていました。初めて 綿の花を目にして 白くてふわふわしていて なんだか 収穫の時期っていうのは いいな~と 思いました。 大変な思いをして 育ててきた農場の人たちにとっては もっと うれしい時なのでしょうね♪