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福島県会津若松市の仮設住宅訪問 ~その2~
ハンドクリームは合計288個配ることができた。
今回の事について、まず僕はベナンの人々の気持ちが嬉しかった。
支援される側は、されて当たり前という気持ちになりやすいのだが、その気持ちを被災地の方々に 届けたかった。これを読んでいる方の中には、「自己満足でしょ。」と思う方もいらっしゃるかもしれない。
でも、僕はそれも認めた上で、今回のベナン人の気持ちが嬉しかった。
ベナンといっても、大金持ちもいる。いわゆる途上国では、国民全員が貧しい訳ではなく、お金持ちはどの国にもいる。僕はベナンの仕事をしている時に、現地のお金持ちに会うと、「偉そうな事言うなら、ゾマホンみたくやってみろよ。」と思ってしまうこともあった。でもそれはそれなのだ。今回もそれはそれだった。
ただし、田舎の人々は、少し気持ちが通じたような気がした。
そしてその気持ちを汲んでくださったスタジオグラフィコ社の長谷川社長はじめ、ハンドクリーム開発チームの若松さん、そして水谷さん、石川さん、千田さん、その他スタッフの皆様、心より御礼申し上げます。
また、会津喜多方青年会議所の皆様、何度お礼を言っても足りません。本当にありがとうございました。
そして、仮設住宅で生活されている方、生まれ育った故郷や家、そして家族と離れて生活されている方、心よりお見舞い申し上げます。仮設住宅で出会った、98才のおばあちゃん、こんな住みよい日本を築いてくださったのに、子供たちである僕たちが、おばあちゃんの故郷を守れなくてごめんなさい。これから日本の将来のために努力します。
最後に、ベナン共和国のコロボロル村、キカ村、チチャク村、ベテクク村の人々、そして留学生、皆さんの気持ち、ちゃんと届けましたよ!