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NPO法人IFE

アフリカニュース

September 2007 の記事一覧

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エチオピア暦2000年のミレニアム

9月12日(水)に、エチオピア連邦共和国では、エチオピア暦2000年をむかえた。このミレニアムを記念して、国内外で様々なイベントが開催された。

首都のアディスアベバでは、このミレニアムの前夜にキャンドルライトで行進するイベントや、文化、音楽に関する催物が行われた。このイベントにはメレス首相も参加し、「エチオピア暗黒時代の終焉が始まる」と述べた。

日本の東京でも、在日エチオピア大使館が主催して、講演会の開催のほか、ダンス、音楽、伝統料理、民族衣装などでエチオピア暦のミレニアムを祝うイベントを行った。

ところで、なぜエチオピア暦は西暦(グレゴリアン暦)と7年の違いがあるのだろうか。それは、キリスト誕生年の解釈が、ローマ教会とエチオピア正教会(キリスト教コプト派)とが異なるからである。

エチオピア暦は西暦と同様、1年は365日(閏年は366日)である。しかし、月のほうはというと、1月~12月は全て30日で、12月の次に13月が存在する。最後の13日は5日(閏年は6日)しかない。

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世界陸上大阪大会開催 ~ケニア、金メダル5個~

8月25日から9月2日までの9日間、大阪・長居陸上競技場にて、陸上の世界選手権大会が開催された。アフリカ諸国のアスリートたちもこの大会に参加し、ケニア勢、エチオピア勢が長距離種目を中心に大活躍を見せた。

ケニア勢は男女とも、マラソンで特に強さを発揮した。男子マラソンではキベトが2時間15分59秒で、女子マラソンでヌデレバが2時間30分37秒でゴールし、それぞれ金メダルを獲得した。マラソン以外にも、男子800メートル、女子800メートル、男子3000メートル障害でも金を獲得した。男子 3000メートル障害では、キプルト、ケンボイ、マテーロングの3選手が10年ぶりに表彰台を独占し、ケニアの底力を改めて見せつけた。ケニアはこの大会で金メダルを5個獲得し、アメリカに次いで最多の金メダルを獲得した。

またエチオピアも、男子1万メートルのベケレ、女子1万メートルのディババ、女子5,000メートルのデファーが金メダルを獲得し、ケニアと共に長距離走で上位に食い込んだ。

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サッカー日本代表カメルーン代表と対戦

8月22日、キリンチャレンジカップ2007、日本対カメルーン戦が、大分の九州石油ドームで行われた。カメルーンはアフリカ諸国の中でも最も強いチームの一つで、2000年のシドニーオリンピックでは金メダルを獲得した経験のあるチームである。

日本は前半25分、田中マルクス闘莉王がバックヘッドでゴールし、日本が先制点を挙げた。後半44分には、山瀬功治がミドルシューを放ちゴール。終盤に2点目を上げた日本がこれを守りきり、2-0でカメルーンに勝利した。後半はカメルーンも何度もシュートを放ち、日本を脅かしたものの、試合会場でのウォーミングアップができず、動きの悪さが目立った。

現在、カメルーンのスタジアムが、現地の日本企業によって改修されている。改修後に、日本代表が現地でカメルーン代表と対戦するという話が出ており、両国の責任者が話をしている模様である。具体的な話はまだ決まっていないようだが、対戦が実現すれば、このコーナーでも取り上げようと思う。

8月22日、大分・九州石油ドーム
日本 2 (1-0) 0 カメルーン
    (1-0)    

[得点](日)田中マルクス闘莉王、25分 (日)山瀬功治、89分

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ベナン47回目の独立記念日

8月1日、47回目のベナン共和国独立記念式典が開催された。今回は、最大都市コトヌーでの開催ではなく、140km離れた、ベナンの歴史都市アボメー(Abomey)で開催された。これは、式典開催のためにインフラを整備することで、中小都市が発展する機会を提供するというベナン政府の決定によるものである。

式典は午前10時に始まった。はじめに、バイク隊のサイレンによって、ヤイ・ボニ大統領と大統領夫人の到着が伝えられた。その後、閲兵式が行われたほか、交代で様々なファンファーレが行われた。また、一般市民、ガーナやナイジェリアの分遣隊、ナティティングやベンベレケ(ベナン北部の町)の軍学校の生徒たち、警察官や税関職員、森林監視員や海軍兵らなどが、カラフルな絵や横断幕を持って行進した。パレード終了後は大統領杯争奪のサッカーの試合も行われ、ヤイ大統領と、この日ベナンを訪問していた岩屋たけし外務副大臣が、直接勝利チームのキャプテンに優勝カップを手渡した。

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