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ベナン・アメリカ首脳会談開催 - ブッシュ大統領がベナンを訪問

アメリカのブッシュ大統領が2月15日から21日の日程で、ベナン、タンザニア、ルワンダ、ガーナ、リベリアの5カ国を歴訪し、16日にはヤイ・ボニ、ベナン大統領とコトヌーのカジェウン国際空港で会談した。アメリカ大統領がベナンを訪問したのは今回が初めて。

両大統領の会談は3時間と非常に短いものであったが、実り多き首脳会談となり、両大統領は、「素晴らしい関係を結んだ」と述べた。今回の首脳会談では、アフリカにおける協力関係や対立状況、ベナンの平和維持活動の参加、国連改革などについて話し合った。ヤイ大統領は、「ブッシュ大統領は任期中、アフリカに対して懸念を示し、特にマラリア対策や教育、対エイズ緊急計画や女性の地位向上などのイニシアティブをとってくれた」と称賛した。一方ブッシュ大統領は、腐敗の追放に取り組み、すべての人間に各人の望みや願いに応える政府が必要であるということを信じているヤイ大統領を称賛した。また教育政策についても触れ、「国民への教育機会の拡大において共に取り組めるのはうれしい」と述べ、ヤイ大統領を高く評価した。

一方、今回のアメリカの大統領訪問が、ベナン人への教訓になったとの指摘がある。アメリカ側の時間の正確さ、会談時の護衛隊の行動、記者会見での言動、あいさつの交わし方など、全てにおいてアメリカから学ぶものがあり、良い影響を受けたという意見もある。

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