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NPO法人IFE

日本語教師の窓

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お便り 23

成田先生 編

おいしいコーヒーミルク

今日はKクラスの終了テスト。

なのに・・・ 朝から大雨 そしてすごい風。 教室にも降り込んできて 机も床もベタベタ~。

「今日は みんな来れないから テストなしかな~」と思ってたら 授業の時間の10分前に アゴイさんが ベタベタになりながら 「おはようございますー。」って登場!

その後 ガンセウンさんも 雨の中 教室に駆け込んできた。

外は まだすごい雨と風――。

その後も みんなが「おはようございますー」って教室に入ってきた。 でも外は 暴風雨…。

みんな ベタベタの体を拭きながら 「テストだね~ 勉強した?」なんて話してる。

そして ほうきを持って 教室から水を掃き出し 机を拭くみなさん。。

なんだが 感動・・・。

雨で冷えた体を温めてほしくて コーヒーミルクを作って みんなで飲んだ。

あったかくておいしいな♪ あったかいな~~♡

断り方

Iクラスで 「~ましょうか(申し出)」の文を勉強した。

例えば 暑そうな人に
「水をもってきましょうか?」「仰ぎましょうか?」

重い荷物を 持ってる人に
「持ちましょうか?」「手伝いましょうか?」

など。 これはぜひぜひ みんなに 使ってもらいたい文。

実際に 学習者に調子が悪そうなフリや 困っているフリをしてもらって 練習をした。

アジェさんから 「断るときは どう言いますか?」 と質問が出たので
『いいえ 結構です。』 は 少し強い感じがするので
『いいえ 大丈夫です。ありがとうございます』 のほうがいいですね♪ と答えた。

そしたら マークさんが 「 でも 先生 ダントッパ・マーケット(とても大きい市場)では “手伝いましょうか”と 言われたら ”いいえ、結構です“ と答えてください!」と。 しかも 力強く ハッキリと!(笑)

そして マークさんの指導のもと 「先生が マーケットに買い物に行った」という設定で ク「いいえ 結構です!」と 断り方の練習をした(^^) クタンニさんが どろぼう役♪

マーク先生は 「荷物は もっと こういうふうに 引き寄せて*」と なかなか厳しい (^.^)

役に立つ日がくるだろうか・・・・(笑)

文化クラス。

テーマは「環境」

みなさん ちゃんとベナンの ゴミ について知ってる。

ごみの収集方法は だいたい4通り。

  1. NPOが 各家庭から ごみを集めて 必要としている会社に売る。(各家庭から 収集費を集める)※ジャパンハウスは この方法(火 木)
  2. ゴミから エネルギーを作る(自社で出たゴミを再利用)(工場はポルトノボにある)
  3. カナダの会社。
  4. 市役所が無料で集めるが 少ないため 全部の家をまわれない。

最初の このNPOは 収集費用も集めて そのゴミも売るなんて 頭がいいな~。

でも ゴミが売れるなんて。。。。

ゴミ箱の中を見ながら
「 じゃあ これってゴミじゃないよな~。」なんて考えてしまった。

授業の後 みんなで ジャパンハウスの前の道のゴミを拾う。

最初は みんなも “少しだけ拾って・・・”って感じだったけど
拾い出したら 次から次に出てくるゴミに ちょっと本気モード。

なかでも多かったのが ビニール袋のゴミ。

土の中に 埋まってしまって なかなか引っこ抜けない・・。

でも うまくいくと “ブワッ” と いっきに引っこ抜けて
さつまいも堀りをしてるようで あっちもこっちも掘り返したくなってくる(^^)
ゴミ拾いで ひと汗かいた後は みんなで おにぎりを食べた☆

いい事した後のご飯はおいしい♪

ゴミ拾いゴミ拾いの後のおにぎり

日本語クラブ

「今日は先生が運転をしてください」と言われたので 私が運転手(司会)。

私の運転が悪かったらしく・・・・

私の「10年後も ボンバ(民族衣装)を着ると思いますか?」という質問から みんなの意見が割れて 日本語そっちのけで討論が始まった。

私も民族衣装を何着か作ったけれど 布の値段は決して安いとは言えず、布を買ってテーラーで衣装をつくるよりも マーケットでUsedの洋服を買ったほうが安いし着やすい。

普段は“洋服”を着て 結婚式や特別な時は“民族衣装”という人も多いと思う(日本と同じよに)

布が高い理由は・・ ベナンは綿花がたくさん採れるけど それを加工する技術がないため

外国に輸出して、布になったものをまた輸入しているので 高くなるらしい。

その布の話しから 「10年後は ベナンにも綿から布を作る会社が出来ているはずだから きっと今より布は安くなります」 という意見が出た。

それに対して「ベナンは綿しか外国に売るものがないから たとえ 綿から布を作る会社をつくっても 綿は 外貨獲得のために 外国に売らなければいけないんだと」という意見。

結局 話しはまとまらないまま この日は終わった。

でも みんなが 自分の国の伝統的な衣装に 誇りを持っている事はとても伝わってきた。。

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