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お便り 101 - 7月後半
永田先生 編
2011年7月24日(日)七夕祭り
本日は夕方から七夕祭りをしました。7月7日からだいぶ経っていますが、参加してくれた生徒のみんなと願い事を短冊に書いて、スイカ割りをして、そしてバクッといただきました。
七夕祭りを行う2週間前に、土日クラスの生徒さんが、笹に似た木を学校に持ってきてくれましたが、1週間も経たないうちに枯れてしまいました。もう一度、みんなに笹を用意できる人がいないかと呼びかけてみたところ、祭当日までに、なんと3本の木が学校にやってきました。3人の生徒さんがそれぞれバイクで持ってきてくれたのです。本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
そんなみんなの願い事が、しっかり空まで届くといいなぁ。そう思うと、今度はなかなか祭のあと片付けが出来ませんでした。当分笹に囲まれてみんな日本語の勉強です。
2011年8月2日(火)独立記念式典の翌日は・・・
8月1日がベナンの51回目の独立記念日だったため、笠井先生と一緒にベナンの北部にあるナティティングという町へ向かい、そこで式典に参加しました。式典は天気に恵まれ、壮大に行われました。今までは南部でしか行われなかった式典が、今回初めて北部の町で行われたそうです。
翌日、私たちはゾマホンさんにシアバターのクリームを作っているところへ連れて行ってもらいました。シアバターはとても滑らかで、日本でも保湿クリームとして売られています。
そこでは、子どもたちも大人と一緒に働き、機械を使わずうすで種をすりつぶし、粉にしたシアバターをクリーム状にしていました。とても大変な作業です。
この工程があってこそ、シアバターのクリームができるということは忘れてはならないことだと、本当に思いました。そこにいた子どもたちの笑顔は本当に素敵でした。