Published on
ゾマホン、オバマ大統領アジア歴訪を語る~第3回~
私は、オバマさんがアメリカ大統領になったことは、本当に歴史的に残ることだと思うよ。
私は、大統領選のときから、一生懸命応援してたよ。福井県の小浜市にも行ったしね。
かつてアフリカ系アメリカ人のキング牧師が「I Have a Dream」という一説から始まるスピーチを
されたけど、あれからちょうど45年後にアフリカ系アメリカ人が大統領に選ばれるとは、本当に夢みたいだよ。
そんなオバマ大統領が就任まもなくチェコのプラハで“核兵器を無くそう”というスピーチをしたのには感動したよ。アメリカ合衆国の大統領だよ、いままで想像できないよ。
さて、今回APEC開催にともなうオバマ大統領のアジア歴訪についてのゾマホンの意見は、「アジア歴訪はよかったと思います。」
世論では、“強くなるアジアにオバマ大統領は低姿勢だ”という意見もありますが、
私はある程度評価しています。
ただ、今回のオバマ大統領のアジア歴訪の中で、一番大成功だったのが、中華人民共和国です。
これまでの国際社会における中国の立場が、一気にあがったよ。
アメリカ合衆国に“NO”と言えるのは、中国だけだよ。それが今回のオバマ大統領の歴訪で
はっきりとわかりました。
外交的・経済的・政治的な様々な中国の立場をアメリカに認めさせたと思います。
中国の外交はすごいよ。日本も少しは見習って欲しいよ。
中国に対しては、“人権問題”とか批判されたりしているけど、中国に留学していろいろ勉強してきた
私の感覚では、中国政府は批判されても「だからなに?」という態度だと思うよ。全然ビクともしない。
中国政府は「あなた方に我々の国内の事情がわかるの?」という態度だと思うよ。
最終的には、その態度を今回アメリカに認めさせたよね。
ちなみに韓国は、国際的な立場だとこれまでは日本より弱かったけど、今回のオバマ大統領との
会談をみていると、完全にアメリカとの立場が対等になったね。
日本、アメリカ、韓国は対等な立場になったよ。
翻って日本。私は昔から話をしていますが、日本は外交的に自立しないといけないよ。
いつまでもアメリカに「おんぶにだっこ」では、日本はダメだよ。
今回のオバマ大統領アジア歴訪でゾマホンはそう思ったよ。
がんばれ日本!!