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NPO法人IFE

旅行道

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おトクな船の旅(1)

あたり前の話だが、日本は四方を海に囲まれた島国だ。そのため、昔から船が物流の手段として使われてきた。近年は鉄道、道路、航空機の発達で、旅行で船を使う機会はほとんどないかもしれない。しかし、利用方法によっては、船はかなりおトクに使えるのだ。

商船三井フェリーは、東京 − 北海道間のバスと船をセットにした切符を発売している。東京 − 札幌間は「パシフィック・ストーリー」、東京 − 小樽間は「おたる・ストーリー」、東京 − 旭川間は「あさひかわ・ストーリー」、東京 − 富良野間は「ふらの・ストーリー」という名前になっている(「商船三井フェリー」ホームページ)。

大洗港から苫小牧港は船による移動だが、東京駅から大洗港、苫小牧港から北海道内の都市の移動はバスによるものだ。通常なら船会社、バス会社の切符を個別に買う必要があるのだが、この切符ならすべてセットになっている。

料金も割引されている。期間によって価格の差はあるが、オフシーズンだと片道1万円未満で移動できるのだ。また、船は夜行便のため、寝てる間に移動するので時間の節約もできる。船で寝るわけだから、横になることもできる。さらに、追加料金で船の等級をアップし、より快適な船旅を演出することも可能だ。

北海道に行くならたいていの人は飛行機を思い浮かべるだろうが、とにかく安く行きたい、船旅を楽しみたい場合は、こういう手段もあるのだ。

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