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NPO法人IFE

日本語教師の窓

January 2012 の記事一覧

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お便り 111 - 1月前半

笠井先生 編

2012年1月1日(日)ベナンの年越し

あけましておめでとうございます。

ベナンの年越し年越しの大騒ぎから一転、元日のジャパンハウスでは静かに時間が過ぎています。私は途中で寝てしまったのですが、朝方までパーティーは続いていたようです。9時近くになってもひっそりと静まり返っています。大晦日のパーティーは、日本語の「乾杯!」から始まりました。日本人スタッフも、ベナン人スタッフもグラスを持ち、ゾマホンさんの音頭で乾杯しました。

日本の年越しと言えば「蕎麦」ですが、ベナンでは「テリボ」というキャッサバの粉を練って作る黒い餅のような物と、モロヘイヤのような粘りのある緑色のソース、そして揚げたヤギの肉の3点セットがお決まりの料理のようです。

皆でテーブルを囲み、同じ料理を食べながら、年越しを待ちました。いつもはにぎやかなご近所さんも、今日は全く物音がしません。電気も消えているし、もう寝てしまったのでしょうか。もっとにぎやかな年越しを想像していた私は、何だか拍子抜けしてしまいました。

しかし、みんなで携帯電話の時計とにらめっこしているときでした。

ピュー!パン!

何かが破裂するような、高い音が近くから聞こえました。その方角を見ると、ロケット花火のような火花があがっていました。

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お便り 110 - 12月後半

永田先生 編

2011年12月26日(月)クリスマスパーティー

クリスマスパーティー1どういうわけか、ベナンのクリスマスムードは年明けまで続きます。スイカを食べながら、ただいま正月を過ごしていると、自分が今、何月を過ごしているのか、わけが分からなくなります。たけし日本語学校でも、12月26日にクリスマスパーティーをしました。ジュースやソダビ(ベナンの強〜いお酒)、ケーキなど、生徒からも差し入れがたくさんきましたが、私も頑張って、日本食を作りました。

本日のメニューは

  • おにぎり
  • 肉じゃが
  • お好み焼き
  • 豆の煮物
  • きゅうりの漬け物(梅干しと醤油漬け)
  • 玄米茶

でございます。

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お便り 109 - 12月前半

笠井先生 編

2011年12月4日(日)Japan Day

みなさんはたけし日本語学校の『Japan Day』(ジャパンデイ)というイベントをご存知ですか。このイベントは1年に一回行う文化祭のようなもので、学生が日本の踊り、歌、茶道などを発表します。

ジャパンデイ学生たちがグループごとに練習を重ね、ベナン人、日本人のお客様の前で発表するこのジャパンデイは、1年の中でも最大規模のイベントといえます。そのジャパンデイを今日、無事終えることができました。今年も学生の家族、友人のみならず、日本大使館の皆様、地域の方々など多くのお客様に来ていただきました。

準備期間から今日までを通して感じたのは、学生の、ベナン人の底力です。今年は本番まで3週間ほどしかないという厳しい状況で準備は開始されました。

まず学生たちだけで集会を開いて、各グループの練習日はいつにするか、グループの代表は誰にするかなどを話し合います。しかしこの学生集会が荒れに荒れました。練習時間を決める際、一人ひとりが都合のいい時間を言って、全くまとまらないのです。

会議は3時間にも及び、疲れた学生から帰り始めたこの集会は、そのままお開きとなってしまいました。『毎年こうなんです』と学生たちは心配そうな顔をした私に言いましたが、準備期間の短さを考えると、あまりに不安すぎるスタートとなりました。

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