第8回市民フェスタおおさか
2006年10月21日、22日の2日間、大阪城公園・太陽の広場にて「第8回市民フェスタおおさか」が開催され、IFEもブースを出展し、活動紹介と民芸品販売を行いました。このイベントは毎年行われており、主に関西を拠点に活動しているNGO、NPO、ボランティア団体などが出展し、活動紹介や体験教室、物品販売などを行うものです。昨年度までは1日のみの開催でしたが、今年から2日間の開催になりました。初日は出展団体、来場者ともに少なかったものの、2日目は昨年と同じような人の入りとなりました。
IFEのブースにも色々な方が足を運んでくださいました。ベナンについて知らない人、アフリカは戦争や貧困が絶えないと誤解をしている人、西アフリカを半年かけて旅行した人、ゾマホン氏の安否を気遣う人、民芸品を興味深そうに眺める人など、様々でした。
民芸品や書籍の販売に関しては、決して順調といえるものではありませんでしたが、かわりに多くの方が、「ベナンってどこにあるの?」「おもにどんな活動をしているの?」「ベナンの人口や主な産業は?」など、ベナンやIFEの活動内容について、多くの人に知ってもらうきっかけになったと思います。
なお、当日は大阪外国語大学ベナン研究会、および有志の方に手伝っていただきました。ありがとうございます。手伝っていただいた方々から、一言ずつ感想をいただいているので、紹介させていただきます。
- 今回よりもっと様々な民芸品を売って、アフリカに興味を持ってもらいたいと思いました。
- 販売より展示の方がよりお客さんの興味をひきつけたという結果は、今回の目的を達成したことを表していると思う。
- もう少し、ロープライスな品揃えを充実させたほうがいいかなと思います。
- これからもっと改善できることは改善して、より魅力的なNPOになればいいなと思いました。
- 私は去年も大阪市民フェスタに参加しました。前回と今回とで違う点は、前回は展示物しか置いていなかったけれど、今回は物品も販売しました。ゾマホンさん自身が執筆する本だけでなく、実際に現地の女性方が一生懸命作ったアクセサリーや置物など・・・私達のブースに遊びに来てくれた人も興味津々で見ていました。今回物品を販売したことは良かったと思いますが、アクセサリーや置物だけでなく、日常生活で使えそうなものをもっと販売した方が売れるかと思いました。次回の大阪市民フェスタでは今回経験したことを確実に生かせるよう、皆で頑張っていきたいです。改めて、ゾマホンさん、IFEの職員の方々、そして山瀬さんに感謝します。
(文責:山瀬靖弘)