IFE感謝祭 2009
2009年6月7日(日)11時より、JICA地球広場講堂にて、日頃の感謝の意を込め、感謝祭2009を開催致しました。
IFEの立ち上げ当初より大変お世話になっている中橋様による乾杯の音頭で始まった感謝祭は、約100名もの方々にご来場頂き、ベナン料理を囲みながら和やかな時間となりました。
当日お越し頂いた皆様、そして、ボランティアスタッフの皆様に、この場をお借りして、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
以下に感謝祭の報告をいたします。
ベナン料理(たけし日本語学校 第1号卒業生 ローソン)
IFEのイベントではベナン料理を用意しております。ゾマホンの弟分であるローソンの手作りです。 “いつか日本でベナン料理屋さんが出来ならいいな・・・”というのがローソンの夢です。
特定非営利活動IFEの活動紹介(IFE代表理事 山道昌幸)
今回は、給食プロジェクトの参加者の方々にたくさんお越し頂きましたので、プロジェクトの事務局をしている特定非営利活動法人IFEの立ち上げから今までの活動記録をスライドショーで紹介させて頂きました。
あらためて、本当に多くの人たちの協力のおかげで、ここまで来れたんだと、感謝の気持ち強く致しました。
「ぼくたちにお昼ご飯おごってくれませんか?」プロジェクト進捗報告(IFE代表理事 山道昌幸)
当プロジェクトの発端から、現在の進捗状況まで、スライドショーを交えて報告いたしました。そしてイベントの前日、現地のスタッフから届いたスタートしたばかりの給食の写真を公開しました。
参考記事
太鼓演奏(ローソン、オボスー、ジャンエードの3名)
たけし日本語学校出身のオボスー、ジャンエード、ローソンによる太鼓演奏。でも3人が会うのは1年ぶり。しかも本番15分前の打ち合わせ。ジャンエードに至っては、5年ぶりの太鼓演奏。でも、さすが息はぴったりでした。子供の頃からの太鼓の演奏が身体に染み付いているのでしょう。
観光情報(IFE観光担当 山瀬靖弘)
ベナンとはどんな所か想像できない日本人の皆様。そんな方たちのために、今回は山瀬が具体的プランを紹介致しました。
- ベナンに行って帰ってくるのにどれくらいかかるのか。。。
- ベナン7日間の旅プラン(木曜の夜出発→現地滞在3日間→水曜の朝に帰国)等々・・・。
自分の足で現地を回り情報を集めてきた山瀬。オリジナルのベナンガイドブックも作りました。
参考記事
ゾマホン講演
まずは、全世界の人々、先祖、友人のために1分間の黙祷。
講演を始めると、いつものように熱く語りだすゾマホン。祖国ベナンの現状を参加者の皆様に訴えました。
- ベナンは決して貧しい国ではない。資源もある。でもそれを活かす技術がない。
- 原因は教育がしっかりしていないから。まず大切なのはベナンの将来を作っていく子供達。
- この子供達がちゃんと教育を受けなければベナンの将来はない。だから今、小学校の建設に力を注いでいる。
- 国と国の間でもっとも大切なのは「文化交流」。そのために日本語学校を作った。
- 日本語学校においては、みんなが学べるように、学費は無料にしている。
- 日本語学校から日本に留学した学生は17人になった。いつか必ずベナンに帰り、国のために貢献できる人材になってほしい。
渡嘉敷勝男様からのプレゼント
日頃、大変お世話になっております、渡嘉敷ボクシングジムの渡嘉敷勝男様から来場者の皆様にボクシングの試合のチケットのプレゼントがありました。
新任日本語教師藤波の紹介
2009年6月23日に日本を出発し、1年間ベナンで日本語教師として従事する、藤波大吾を紹介しました。
「理想と野望は大きく。でもコツコツと日本語教育を頑張ってきます」との抱負を述べました。
七夕
7月7日は七夕。ベナンの日本語学校でも毎年七夕祭りをします。笹(竹)を調達して、歌を歌って、すいかを食べて踊って踊って踊って、短冊に願い事を書きます。
今年は、この感謝祭に参加してくださった皆様にも短冊に願い事を書いてもらい、それが海を渡ってたけし日本語学校に届けられることになりました。
日本とベナンの思いがいっしょになった七夕祭り。みなさんの願い事が叶いますように・・・。
以上です。
IFE感謝祭は毎年開催予定です。興味がございましたら、次回、ぜひお越しください。