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NPO法人IFE

日本語教師の窓

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3月中旬

成田先生 編

2007年3月11日(日) ダサへ。

同窓会☆ゾマホンさんのお母さんの2周忌のミサのため 3時にダサに出発。
途中 2回のパンク。7時過ぎ。教会に到着。
もうはじまっていて たくさんの人がいる。

ゾマホンさんは 同級生との思い出話に花が咲いている。 ゾマホンさんの家で ご飯をご馳走になる。
それから ちょっと行ったところに むらの集会場があって みんな 集まって お話をしていた。

その向こうで おじさんが 壁に向かって何かしてる。
よーく見てみると 生け贄??
ヤギと にわとりの首を切って その血を 壁に塗ってる。。 。

その人に挨拶をしに行って
「あなた達は これで 永遠にしあわせになれます」
といわれた。けど なんだか複雑・・・・。

2007年3月13日(火)

ゾマホンさん日本へジャパンハウスの中は たくさんの人 そして 発電機の音で ウォンウォンしてる。

ゾマホンさんに渡すための 学習者4人分の書類をチェック!

ここにいる みんなが日本に行ってくれるとうれしい。

夜11時ごろ ゾマホンさんご帰宅。
にともない ジャパンハウスの中は ゾマホンさん待ちの人達で ごったがえす。

ゾマホンさん みんなのお話をひと通り聞いたあと 帰国の準備。

ご飯を食べる時間もなくて ご飯を持って空港へ。 途中の車の中では、話しながら寝てた。(ほとんど 睡眠をとっていないから・・) 車の中で 食事を済ませて 深夜2時 モロッコの飛行機で 日本へと飛び立つ。 ほんとに おつかれさまでしたー。

2007年3月15日(木) 選挙活動

選挙活動ジャパンハウスの前を ヤイボニさん(現大統領)陣営の選挙Carが通りかかった。 オリジナルソングもあって チラシも配ってる。日本と同じだ。 平和な光景だな(^^) 街にも 選挙のための ポスターがたくさん貼られている。

なかには ピースして写ってる候補者もいる・・(ちょっと心配 笑) クラスで 学習者に選挙について質問しても ちゃんと 自分の考えが返ってくるからすごい。

そして 日本と同じく 誰に投票するかは 投票日まで 秘密らしい♪

みんな 誰に入れたか聞くのがたのしみだ♪

2007年3月15日(木) 夜のKクラス

たくさんの生徒が来てくれた。

Jクラスの生徒も参加。 授業後も 5分間スピーチの練習のために 残ってうちあわせ。

夜10時半まで がんばっていた。

ゲディメさん(みんなのお母さん的存在)も スピーチのために がんばってる。
どうしたら このモチベーションを 維持できるのだろう。

これからも みんなが ここに来ることが楽しいと思ってくれるような 雰囲気作りに励みたい。

2007年3月16日(金) ちょっと 贅沢☆

ビーチのレストランノートルダムの本屋に行く。
成田さんが ベナン料理の本を発見!
でも 一冊3000CFAもする。 フォン語の本は8000CFA(1600円ぐらい)もするよ・・・。
すごく高い。 外国人向けなんだろうな・・・。

お金がなくて また 来週。

フィジロセのビーチのレストランで 昼食。
とてもいいながめ。 でも 高い~。カルボナーラと 魚を
みんなで 分けて食べる。おいし~い。 でも 高い・・・。
普段は どんな人がくるんだろう。

2007年3月17日(土) ベナンのデザート

Lクラスのフンボさんが 「デゲ」のレストランに連れて行ってくれた。
デゲは ヨーグルト と クスクス と ココナツ と ソリ(黒いつぶつぶ)に 砂糖をかけて食べるベナンのデザート。 冷たくておいしい。

フンボさんに ごちそうになってしまった。

そのうえ 帰りに 成田先生とポヌさんの分まで持たせてくれた。
・・・。ありがとうございました♪

デゲのレストランデゲとフンボさん

2007年3月18日(日) 教会のミサ

教会のミサポヌさんのお父さんがなくなってから 20年目のミサに行く。

ゴドメの教会。ポヌさんの親族もたくさん来ていた。

これまで 何度か学習者のご家族のミサのため 教会に行った。

私は仏教だから ベナンに来てはじめて教会の行事に参加した。

宗教は違うけれど 家族や友達 世界が平和であって欲しいという思いは同じはず。

教会でのミサは お祈りが終わると 自分の近くの人と握手をする。
初対面でも、 前の人後ろの人・・手が届く範囲で握手をする。

私はこの握手が好きだ。幸せを分かち合ってるみたいで。

世界では 宗教が原因で争いが起こっていると 言われているけれど

宗教で争いが起こるわけがないと私は思う。
どうして毎日平和を祈っている人たちが 人殺しなんてできるだろうか・・。

あの人たちは 宗教というものを利用してるんだと思う。

ベナンのクリスチャンの人は 毎週日曜日の午前は 教会に行く。

そのために 日本語学校も日曜日の午前は授業を入れていない。

ベナンでは 宗教を持つという事は 当たり前。宗教は自分の哲学だから。

日本では宗教があると ちょっとこわい・・というイメージがある。 なぜだろう。。。。

2007年3月18日(日) ダンシさんのお父さん

ダンシさんのお父さん学習者のダンシさんのお父さんが亡くなった。

彼は長男なので 家族のことをいろいろしなければならず
日本語学校に来ることが難しくなってしまった。。。

久しぶりに顔を見せてくれて、 お葬式の時に参列者の方たちに配ったお菓子を
「先生たちとクラスのみんなでどうぞ」と 大変なときに わざわざ持ってきてくれた。

お菓子の袋の中に メッセージが入っていたので ポヌさんに訳してもらった。

「人生の価値は お金や物や 頭のよい悪い で決まるのではありません。 心こそが大切なのです。 今日 ここに参列してくださったあなた方が 私たち家族に それを教えてくれました。。。 どうもありがとうございました。 皆様に神様のご加護がありますように・・・」 ダンシ

ダンシさん 素敵な言葉をありがとう・・・。

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