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NPO法人IFE

きときとアフリカ

Category "メッセージ" の記事一覧

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考える時間を作らないと・・・

最近、考える時間がないことに気づいた。
いろいろな案件が同時に走っていて、どれもこれも重要案件。

それがNPOと昼間の仕事と二つあるから、まるで息継ぎをしないで海の中を泳いでいる感じ。
“考える時間をつくらないと”

でも、これまでの経験上、「これでダメか・・・」と思ってから先が、意外といける。
剣道の稽古のときも、「あ~気が遠くなる~」と思っても、そこから体が動く。
最終的には、視界がカメラの絞りのような感じになって、目の前が真っ暗になるんだけど・・・

でも、これは自分の経験論。

極限状態になって、はじめてその人の本性がでてくる。

あとは気力が十分にあるか。
やっつけ仕事になっていないか。
ちゃんと頭を使っているか。

さあ、ここが踏ん張り時。

ゾマホン曰く「人生は常に戦いである。」

打ち合わせ

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明日、留学生が来日します。

今週は悲しい出来事もありましたが、ようやく立ち直りました。。。というかそう気持ちを切り替えました。
そして、明日はこれから共立女子大学で1年間お世話になる留学生が来日します!!!

共立女子大学の皆様、本当にありがとうございます。
ちなみにいつも昼間の仕事をしながら留学生の書類等を作っておりましたので、
職員の皆さまにはいろいろご迷惑をおかけしました。。。すみません。。。

それにしても女子大学の受入れは本当に嬉しいです。

やはりどうしてもベナン共和国では(ベナンに限りませんが、)
女の人より、男の人の方が中学、高校、大学の進学率は高いので、
国費留学生に選ばれるのも男の人になりやすい。

でも、IFEとしては、男女平等に留学できる機会を提供したいと思っております。

そこで思いついたのが、日本の女子大学への留学受入れルートの開拓。
だって女子大学だったら、必ず女の人しか応募できないからね。ハハハ。

ただ、IFEとしては「女性の教育向上」を大上段に掲げて活動するつもりはありません。

だって、「女性のための・・・・」とかいうと、それをメインで活動している団体とか集まったりして、なんかIFEの本来の活動とは違う方向に進みそうだから、あえて強調はしないんです。
しかも、男性も女性も平等なのは当たり前ですし。

・・・明日来日・・・・

明日無事に日本に着きますように。。。

写真は、ベナン共和国大統領夫妻が共立女子大学を訪問された時の写真。
はっきりいって、大統領夫妻が自ら挨拶にいかれたので、その時は感動しました。。。
IFEの活動が大統領に評価された瞬間でした。
変な言い方だけど、トップ営業だからね~

ベナン共和国大統領夫妻1

ベナン共和国大統領夫妻2

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忍耐力

“相手の事を理解しよう。”

言葉では簡単。じゃあ理解するって何???

“理解しよう”とする気持ちの6割は、
理解できないことに対する忍耐力。

3割は自己解決力。
1割は思いやり。

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雨のち、大雨

今日はゾマホンさんと今回の留学生の問題について話をした。

今回の対応についてお互い反省し、以後こういったことがないよう対応を検討することにした。

ただ、ゾマホンさんからは、今回留学生を引き止めた日本人サポーターへの僕の対応に指摘があった。

ゾマホンさんは仕事に対しては大変厳しい。精一杯やった結果だとしても
結果が駄目であれば、責任者としての指摘は厳しい。

留学生にも理解されず、
留学生を引き止めた日本人にも足蹴にされ、
日本側の責任者としての対応も指摘され、

僕は一体何をやっているのだろうか。

こんな夜中まで。。。

正直、しばらくの間、人に会いたくない。そんな心境。

でも、そう言っていられないのも自覚している。

あと4時間もしたら、会社にも行かなければいけない。
なおかつ朝から重い案件の会議が2本。

その資料もいまから作らないと。。。。

人に会いたくない。笑うことができない。

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どんな気持ちでこの仕事をしているか。

僕はベナンから帰国後は日雇いで働いていました。
理由は簡単です。

  • たけし日本語学校建設のために明日使うお金をすべて使ったこと。(助成金もでなかったし・・・)
  • 当時NPOの活動は平日の日中帯ではないとできなかったこと。役所への申請とか、ゾマホンさんの知り合いの方の挨拶回りとか・・・・

しかし日雇いを長く続けると、その環境から脱却できなくなると思い、いまの仕事につきました。

いまは普通のサラリーマンをしながらIFEの活動をしています。

いままでこんな話をするのはイヤでしたが、今回の留学生の件もあり、現地の生徒たちにも
少しは理解して欲しいという思いもあり、恩着せがましいことを書きます。

山道的意見 “昼間の仕事との両立は何が大変か・・・・”

サラリーマンをしていると、上司から仕事のオーダーがあり、残業をすることも多々あります。
そして、夜の付き合いもあります。(しかし、私はまったくお酒が飲めません・・・・)

ただしIFEの仕事で打合せが入ると、どうしても上司のオーダーを断って、
早く帰らなければいけない時があります。

そんなとき「あいつはアフリカの仕事ばかりで、昼間の仕事はいい加減だ。」と言われたくないので、僕個人としては、昼間の仕事は人の2倍は努力しようと思ってやっています。

「どこから給料もらってんだ。」と言われたくないからです。
そういう気持ちでやっています。

だから飲みに誘われても、「いざ」という時のために、何もないときは断らないようにしています。

もし、このブログを経営者の方が読んでいたら、どう思われるかはわかりませんが、でもこれが
山道的仕事に対する意見です。

2つ仕事をもっているだけだと、まだ楽です。ようはその駆け引きです。

アフリカの仕事を円滑にするためには、どうしても昼間の仕事は他の人の2倍は努力しなければ
いけない。

仕事ができない理由をアフリカの理由にされたくないから。。。
 

それにしても、今日は本当に悔しかった。。。。

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悔し涙

今日、泣いてしまいました。

この仕事をしていると、いろいろな事が起こります。
いい事も、悪い事も。

今回は、留学生が日本に留まりたいといったところです。

日本に留学したベナン人は必ず帰国することを、来日前に約束しています。

「あなたのためだけではないよ、ベナンの国のためにあなたは日本に行くのだから、
いくら日本にもう少しいたくても、それはできないことだよ。」

ゾマホンさんも留学生の来日前、来日後それを言い聞かせています。

たしかに日本で楽しそうに勉強しているベナン人を帰国させるのは辛いです。
でも、それが僕たちの責任です。

今回の留学生は、僕たちの言うことを理解してくれませんでした。もちろん帰国しましたが。。。
そして、その留学生をサポートしている人の対応にもガックリきました。

サポートしていた人に一言言いたいです。

留学生に同情しないでください。

現状、ベナン人は留学生一人の力では日本にこれないんです。
その留学生の背景にはいろいろな人々が動いているんです。

今日の出来事は、僕は一生忘れません。

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希望に起き・・・

“希望に起き

   努力に生き

     感謝に寝る”

学生時代に教えてもらった言葉。

それでは、おやすみなさい。皆さま、ありがとう。

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STOP THE HIV

アフリカではHIVが広まっている。だからチャリティーしましょう。
そういうイベント見かけると、ついつい思ってしまいます。

その集まったお金でアフリカの治安のいい国でコンドームの会社作ればいいのにって。

だって、Made in Benin とかのコンドームができれば、それを売るためにその会社が
HIVについて一生懸命プロモーションすると思わない?

なぜそれができないんだろう。

あと、ワクチンね。

なぜワクチンを買わなければいけなの?

アフリカの人々がワクチンが作れるようになったら、わざわざ援助してもらって
買わなくてもいいのに・・・・

だから僕は期待している。

現在、横浜薬科大学に留学しているベナン人を。

がんばれオボスさん。

↓写真はオボスさん

オボスさん

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エコカーとアフリカ

日本ではエコカーに乗りかえる人が多いよね。
エコカー減税9月末までだって。

でもさ、エコカーに乗りかえたら、それまで乗っていた車は皆どうしているのかな。

古い車は海外に送られ、最後はアフリカに行っちゃうんだよな。

まるでアフリカはゴミ捨て場みたい。そして排ガスでアフリカの街は空気が汚れる。

自分たちはエコカー乗って、“地球のことを考えている”って思うんだろうな。

アフリカを飛び越して、地球のことを考えるってなんかおかしいよ。

でも、それが悪いっては思わない。

だって、アフリカの事、あまり情報として入ってこないんだもの。

写真はベナンの街

ベナンの街

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700年間の搾取って・・・

ゾマホンさんが講演会のときによく話す内容。

“アフリカでは奴隷貿易のあとに植民地政策がありました。ちなみに奴隷貿易と植民地政策はあわせて700年間ありました。その間、ずっとアフリカ(特にサハラ砂漠以南の国々)は搾取されつづけ、文化も奪われました。”

ちょっと待てよ・・・・

日本で700年前となると・・・・西暦1310年頃・・・・・なんと鎌倉時代・・・・・

鎌倉時代から今まで日本が搾取され続けていたら・・・・・・

それを思えば、アフリカにおける様々な問題って根が深いんだよな。

でもあきらめない。

写真は奴隷海岸

奴隷海岸

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