Category "メッセージ" の記事一覧
	先月の番組放送後、皆様からのメッセージありがとうございます。 
	いま、1通1通読んで返事を書いております。
	その中で一番多いご意見が井戸掘り技術に関してでした。 
	たしかに番組中でも、牛と同じ池で、人間が水を飲んでいる 
	風景が放送されました。確かにそれがベナンの現状です。
	そんな中で、IFEでは井戸掘りを活動の1つとしておりますが、 
	井戸を1本掘るのに最低150万円はかかります。
	皆様からは、そんな重機械を使用しての井戸掘りより、日本には 
	古来から伝わる「上総掘り」という技術があるとご紹介いただきました。 
	ご紹介いただいた皆様、ありがとうございました。
	その中で、私の信念としては、莫大な予算をかけて(助成金も検討) 
	日本人技術者を派遣するならば、その技術をベナンの誰にどう教えるのか、という 
	ことをしっかりと決めたいと思っています。
	どんな技術を、誰に、どう教えるのか・・・
	その答えを見つけるために「たけし日本語学校」で 
	いま、人材育成をしています。 
	 
 
	最近、3時間も寝る時間がない。 
	普段は、そんなに怒らないのに、ここ数日はよくない。 
	イカン、イカン。
	ストレスかな~
 
	水は生命の根源です。
	人類の文明がどんなに進化しようとも、地球上の生物がどんなに進化を遂げようとも水なくしては存在しません。
	日本では、水道の蛇口をひねれば、当たり前のように無色透明な水が出てきます。 
	しかし、世界に目を向けたとき、「水=無色透明」ということを知らない人々もいます。 
	綺麗な水を見たことがないのです。
	元国際連合事務総長コフィー=アナンのスピーチによると、“世界では11億人が安全な飲み水を利用できず、25億人が適切な衛生設備を利用できないと見られています。また、水関連の病気で死亡する人々は毎年500万人を超えると推計されていますが、この数は、年間平均の戦死者数の10倍に上ります。”
	また世界保健機関(WHO)の調査によると、安全な飲料水にアクセスできない人が世界では9億人弱もいます。(ここでの“アクセス”とは1km以内に一人1日20リットルの水を確保できる場所がある、ということが目安です。)
	日本人は一人平均300リットルの水を使用すると言われています。上記から考えると、9億人弱の人々が日本人と同じ量の水を使用するとなると、一日15往復、水を汲みにいかなくてはいけない計算になります。 
	その9億人弱の人々が住んでいる地域がアフリカ大陸で、特にサハラ砂漠から南に位置する西アフリカ地域が占める割合が多いです。
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	今日の2時~3時30分までテレビ朝日でベナンの番組が放送されました。 
	この番組のためにご尽力いただきました、ビートたけしさんをはじめ、所ジョージさん、 
	クマさん、田中義剛さん、そして番組制作に携わってくださった多くのスタッフの皆様、 
	本当にありがとうございました。
	皆様、番組はいかがでしたでしょうか。
	おかげさまで、放送後から特定非営利活動法人IFEには様々な問合せが来ております。 
	いま、私とスタッフの石田とお一方お一方に返信させていただいておりますので、 
	メールを送られた方、今しばらくお待ちください。
	また、我々はこの活動はすべてボランティアでやっており、特定非営利活動法人IFEの事務所も 
	私の住まいですので、お電話・訪問等はお受付できかねます。ご了承ください。
	その他、給食プロジェクトの1万円はすべて現地に送金している都合上、郵送でパンフレット等は 
	お送りしておりません。(パンフレット印刷費及び郵送費が発生するため。) 
	 
	何分、あまりお金をかけず、ご寄付いただいたお金は1円でも多く、ベナンの活動のために 
	使用することをモットーとしているため、ご理解とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 
	 
	最後に一言・・・ 
	支援のあり方で、現地で日本語を勉強してきた人を、技術研修生として日本に迎える ということを 
	私たちはとても重要だと思っております。 
	 
	日本語教育界で働かれている皆様、これから共に新たな日本語教育の可能性を考えてみませんか。 
	これからの時代、どういう外国人を日本に招致するか・・・ということは非常に大切なことだと思っています。 
	以上、すこし余談が入りました・・・
 
	今日、少しだけ時間ができたので、実家に電話した。 
	父と母が電話に出てくれた。
	なんだかホッとした。
	「こっちは雪すごいがよ。東京はどうなが?」 
	「な~ん、ぜんぜん雪ないちゃ。」
	たわいもない話で終わったが、最後に必ず
	「体だけは気をつけられ。」と話す。
	もう、この言葉、電話元でどんだけ聞いたかな。
	でも、全然耳に蛸ができない。
	
 
	いま、僕が考えていること。その一部を書きます。
	1.留学生について考える
	「留学生30万人受入れ計画」がある中、もっと日本側が受入れる留学生に対して、 
	日本に受入れる留学生としての必要な能力、要素を明確に定義したほうがいいと思う。 
	留学生の質の向上をはかったほうがいいのではなかと思う。
	日本にある日本語学校の外国人生徒の質にバラツキがあると最近耳にします。 
	授業をまともに受けないとか。そんな日本語学校の生徒は留学生になる資格なし! 
	そんな留学生を受入れるなら、アフリカとか、南米とかからもっと受入れて欲しいよ。 
	いや~日本語教師も大変だと思う。
	私立の大学も、お金のためだけに、留学生をなんでも入れるのはどうなんだって思う。(かなり主観) 
	 
	でも、ただ批判するだけじゃよくない。 
	ベナン共和国の「たけし日本語学校」では日本に留学したい若者に対して、 
	今年からいままで以上に厳しく育成しようと思う。いま、いろいろカリキュラムを検討中。
	日本国として、こんな外国人に日本の大学で勉強して欲しい!という主張を 
	もっとしたほうがいいかな~と思う。何しろ留学生に対しても日本人の税金が数十億と使われているのだから。 
	 
	2.技術研修生について考える
	外国人の技術研修生の制度って素晴らしいと思うんだけど、ぶっちゃけた話、 
	一部には、低賃金の労働者を確保するために、その制度を使っているという事もあるんじゃないかと思う。 
	また、外国人にとっても、日本で稼ぐためだけに、その制度を使うとか。。。
	僕はベナンから本当に自国の発展を思い、日本から技術を学ぼうとしている「志のある人」を、 
	ベナンのたけし日本語学校で育成し、日本に送り出したいと思う。 
	 
	そもそも、ベナンから日本への技術研修生受入れ制度は、仕組みとして確立していない・・・・ 
	Butしかし、今年はその道を作りたい!! 
	 
	まだまだ書きたいことはあるけど、またにします。
 
	平成23年がはじまりました。っていうか、もう新年を迎えて3週間が経とうとしていますが・・・ 
	皆さん、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
	久しぶりのブログ更新です。
	これまで何をしていたかというと、日々の仕事はしていましたが、年末に体調を崩したのが、 
	ずっと尾をひいていました。お正月もずっとダウンしていましたが・・・・でもやらなければ 
	いけないことは何とかやっていましたが・・・・
	さて、今年はどんな年にするかな。
	まずは、自分の心と体をもう少し大切にしよう。
	やっぱり健康第一。そして毎日の生活のリズムも大切にしなきゃ。
 
	ブログを長い間更新していませんでした。ご無沙汰しておりました。 
	ちなみにブログの文章はあまり長文になると、皆さんに読んでいただけないようで、 
	できるだけ、短く書いてきましたが、今回は長文を書きます。
	早いもので、平成22年も終わろうとしています。 
	皆さん、今年はどんな1年でしたでしょうか。 
	「よかった~」という方もいらっしゃれば、そうでなかった方もいらっしゃるかもしれません。 
	どちらであっても、とりあえず1年過ごせたことは素晴らしいことだと思います。
	私の平成22年は、本当にいろいろな出来事がありました。IFEの活動でいえば本当に実りのある1年でした。 
	これもIFEのスタッフをはじめ、この活動を理解し、支えてくださった皆様のお陰だと心から思っております。 
	本当にありがとうございます。
	さて、私が最近ブログを更新していなかった、いや、できなかったのは体調を崩してしまったからです。 
	そのために多くの方にご迷惑をおかけしました。ブログという場所で申し訳ないですが、お詫び申し上げます。
	近頃、昼間の仕事も忙しくなり、夜にIFEの活動でアポイントをとっていた方との打合せをドタキャンしたり、連絡をとらなければいけない方への連絡が遅くなったりということが増えました。
	それにともなって、IFEの仕事がどんどん溜まってくる精神的なプレッシャーと、昼間のなんとも言えない仕事のストレスが重なり、睡眠をとることが困難になりました。
	普段から睡眠時間は3~4時間だったのが、それすらままにならなくなり、日増しに体調がおかしくなり、夜、帰宅してからパソコンに向かうことができなくなったのです。
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	私は、オバマさんがアメリカ大統領になったことは、本当に歴史的に残ることだと思うよ。 
	私は、大統領選のときから、一生懸命応援してたよ。福井県の小浜市にも行ったしね。 
	かつてアフリカ系アメリカ人のキング牧師が「I Have a Dream」という一説から始まるスピーチを 
	されたけど、あれからちょうど45年後にアフリカ系アメリカ人が大統領に選ばれるとは、本当に夢みたいだよ。
	そんなオバマ大統領が就任まもなくチェコのプラハで“核兵器を無くそう”というスピーチをしたのには感動したよ。アメリカ合衆国の大統領だよ、いままで想像できないよ。
	さて、今回APEC開催にともなうオバマ大統領のアジア歴訪についてのゾマホンの意見は、「アジア歴訪はよかったと思います。」 
	世論では、“強くなるアジアにオバマ大統領は低姿勢だ”という意見もありますが、 
	私はある程度評価しています。
	ただ、今回のオバマ大統領のアジア歴訪の中で、一番大成功だったのが、中華人民共和国です。 
	これまでの国際社会における中国の立場が、一気にあがったよ。
	アメリカ合衆国に“NO”と言えるのは、中国だけだよ。それが今回のオバマ大統領の歴訪で 
	はっきりとわかりました。 
	外交的・経済的・政治的な様々な中国の立場をアメリカに認めさせたと思います。
	中国の外交はすごいよ。日本も少しは見習って欲しいよ。
	中国に対しては、“人権問題”とか批判されたりしているけど、中国に留学していろいろ勉強してきた 
	私の感覚では、中国政府は批判されても「だからなに?」という態度だと思うよ。全然ビクともしない。
	中国政府は「あなた方に我々の国内の事情がわかるの?」という態度だと思うよ。 
	最終的には、その態度を今回アメリカに認めさせたよね。
	ちなみに韓国は、国際的な立場だとこれまでは日本より弱かったけど、今回のオバマ大統領との 
	会談をみていると、完全にアメリカとの立場が対等になったね。
	日本、アメリカ、韓国は対等な立場になったよ。
	翻って日本。私は昔から話をしていますが、日本は外交的に自立しないといけないよ。 
	いつまでもアメリカに「おんぶにだっこ」では、日本はダメだよ。
	今回のオバマ大統領アジア歴訪でゾマホンはそう思ったよ。
	がんばれ日本!!
 
	最近「たけし日本語学校」の留学生育成計画書を作っている中で、つくづく思ったんです。
	たけし日本語学校の創生期の事を、学生に忘れて欲しくない。初心を忘れて欲しくない・・・と
	あの時、大変だったこと、大変な中で、新たに作ってきたものを忘れて欲しくないと・・・・
	かの有名な能役者、世阿弥も申してます。「初心忘れるべからず」と。
	しかし、裏を返せば人間は「初心は忘れてしまう」生き物なんです。
	そうなったとき、どうやってその「思い」は伝えていけばいいか・・・・
	僕なりの結論「同じ釜の飯を食う」
	これぞ理念を注入するには、このやり方が一番だ!!
	“同じ釜の飯を食う” “寝食を共にする”
	ちなみに現在ベナンの「たけし日本語学校」では、日本語の先生が学校で寝泊りをしています。 
	きっと、それが生徒にとっても一番いいんだよな。
	昔の人はいい言葉を残してくれたよな~と改めて思う今日この頃。