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NPO法人IFE

旅行道

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旅に出られない時・旅に出るまで時間がある時 〜その1〜

「(身分的に)まだ旅に出られる状態ではない」
「次の長めの休みまで半年以上ある」
「もう少しお金をためないと海外旅行には行けない」

多くの人は、上の 3つの条件にどれか一つ当てはまることがよくあるだろう。

そんなときに、どういう心構えを、あるいは準備をしておくべきか。大きく分けて 3つのことについて述べていきたい。今回はその 1回目だ。1回目の今回は、「とにかく情報を集める期間にする」というテーマ話を進める。

少なくとも、自分がどの国や地域に行きたいかは目星は付けているだろう。(そうでないと、実際に出発することはできない。)行きたい国や地域が決まったら、とにかく情報を集めることだ。集める手段として考えられるのは、以下のA〜Dの4つだ。

A:ガイドブック(日本語、英語)
B:各国政府観光局
C:インターネット
D:旅行記、実際に行った人の話など

Aのガイドブックは最も簡単な手段だ。日本人がよく行く国や地域なら日本語のガイドブックを使えばいいし、アフリカ諸国、カリブ諸国などは Lonely Planet などを参考にしてもいい。日本語のガイドなら、地元の図書館で貸し出していることが多い。最新版は入っていない場合もあるが、主要な情報を手に入れるにはもってこいだ。

Bの各国政府観光局も使える。東京には主要国の観光局があり、そこで無料でパンフレットなどをもらうこともできる。遠方でも、送料着払いで資料を送ってもらうことも可能だ。アフリカ諸国では、ケニアや南アフリカ共和国が日本人観光客誘致に力を入れている。写真がたくさん入った観光パンフレットを多く発行しており、観光地のイメージをつかむにはいいだろう。また、JATA主催の「旅博」が毎年東京で、「関空旅博」が毎年関西空港で、「ツアーエキスポ」が毎年インテックス大阪で開催されている。ここへ足を運べば、無料で観光パンフを持ち帰ることが出来るほか、記念品をもらうことも可能だ。

Cのインターネットは必須と言ってもいい。最近はインターネットで航空券を買うことが出来るようになった。いざ自分が出発する時に、どういうウェブサイトで航空券を買うか、試しにいろんな航空会社のウェブサイトを覗いてみるのがよい。航空券を購入するプロセスも、実際に個人情報を入れなければ、値段と時間ぐらいは簡単に調べることが出来る。宿泊施設も同様だ。多数のウェブサイトを比較して、値段を調べてみるのも手だ。航空券や宿以外でも、訪問先の自治体や観光団体が運営しているウェブサイトもあるうえ、口コミサイトを参考にする手もある。さらに、mixiなどのソーシャルネットワーキングサービスでも、情報交換が出来る。ただし、必ずしも本当のことばかりではないうえ、自分が現地に行ったときには古い情報になっていることはあるので、注意しておきたい。

Dは、本およびネットの旅行記、そして、実際に行ってきた人の体験談である。かなり主観が入っていることは否めないが、自分が行きたい場所の情報が満足に得られなかった場合に、大いに参考になる。特に、実際に行ってきた人と直接話をする機会があれば、あれこれ質問することも可能である。

以上 4つあげたが、いくら事前に情報を集めても、宿やお店が廃業していることも、観光地が改修工事で入れなくなっていることもしばしば起こりうる。日本が日々変わっていくように、諸外国も日々変化しているのだ。そういう場合は、代替手段を上手く探そう。

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