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NPO法人IFE

旅行道

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最低限の現地のことば

「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」「失礼しました」・・・別にACの宣伝の一部を引用しているのではない。旅先で最低限必要な現地語だ。これくらいの挨拶は、現地語で言えるようになっておこう。通じなくてもかまわない。何か挨拶しようという姿勢が大事だ。

世界中の言語を少し触れるとわかるが、厳密な「こんにちは」はなく「ご機嫌いかがですか」「ご飯は食べましたか」なんていう地域もある。「ごめんなさい」というとありとあらゆる責任をかぶることになる場合があるから、「失礼しました」としておいた方がいい場合もある。

このようなことばの受け取られ方は、本格的に勉強しても難しいが、そういう難しいことは後から知ればいい。要は、現地語の挨拶をマナーとして知っておかないといけないのだ。例えば、お店に入ったときに「いらっしゃい」「こんにちは」と店員に言われ無言で素通りできるのは日本くらいなものだ。たいていの国や地域では、何かしらの挨拶を心がける。ただ、「見てるだけ」であってもだ。無言でいるということは、まず好感が持てない人と言う視点で見られることになる。

英語圏以外では、当然英語がわからない人がいる。だから、現地語で(それも現地の人の発音をきれいに真似て)あいさつすると、すごく喜ばれる。英語だと、人によっては「話せて当然」という態度で接してくるが、英語以外の言語は喜んでくれることが非常に多い。それは、アジアやアフリカの民族語に限らず、ヨーロッパの英語圏以外でもあてはまる。喜んでもらえれば、思わぬサービスだってしてもらえることもあるのだ。

とにかく真似るのだ。上手に真似れば間違いなく通じる!

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