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NPO法人IFE

旅行道

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ベナンのホテルでネットを使う

インターネットの発達により、ベナンの宿でも宿泊者に無料でWi-Fi環境を提供している宿が増えてきている。メールのチェックに限らず、LINEなど通話用アプリで簡単に通話ができるのだ。動画だって、日本でいるときと何ら変わらない動きだ。

Wi-Fiは、コトヌーの高級ホテルならほぼ確実に使えるようになっている。ただし、使用する際にいくつか注意が必要だ。

1つ目は、パスワードの設定だ。多くの宿では、宿泊客にパスワードを教えてくれるが、パスワードの案内を忘れている場合が時々ある。また、スタッフはパスワードを把握しておらず、部屋の中にパスワードが張られている場合もある。

2つ目は、宿泊する部屋によって、電波の強弱の差が激しいことだ。特に、宿泊料金の安い宿ほど、この差は顕著だ。うまくつながらない場合は、宿の人に相談しよう。場合によっては、他の空き部屋に変えてもらうことも考えよう。

私は2015年の8月にベナンに行ったが、1泊2,000円程度の宿にもWi-Fiが整備されていた。コトヌーではすでに、日本とそう変わらないネット環境が手に入るのである。

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ネットで予約しよう!ベナンのホテル

インターネットの発達により、大手ホテル予約サイト、あるいは各ホテルのサイトから、海外の多くの国のホテルが予約できるようになった。ベナンも例外ではなく、コトヌーの複数の高級ホテルがインターネットで予約できるのだ。

インターネットで予約できることにより、いくつかのメリットがある。

1つ目は、予約の場所と時間を選ばないことだ。言うまでもないが、ネットさえ使える環境にいれば、24時間自分の都合のよいときに予約できる。自宅でパソコンから、あるいは移動中にスマートフォンから、ベナンの宿を予約することができるのだ。筆者が数年前まで、電子メールで予約したことを考えると、本当にに便利な時代になったものだと思う。

2つ目は、言語の制約を受けないことだ。大手ホテル予約サイトであれば、日本語で宿泊日や名前などの必要事項を入力するだけで、予約することができる。コールセンターも日本語で対応してくれるので、困ったことがあっても安心だ。

3つ目は、ベナンのビザ取得に必要な「宿泊証明書」を簡単に取ることができるのだ。ホテルの予約が完了した際、宿泊者や宿泊日といった情報がパソコンの画面に表示され、印刷してホテルの受付に渡すことになるだろう。これと同じ紙を、「宿泊証明書」としてパスポート等と一緒に大使館送るのだ。ホテルのチェックイン時に渡すものだから、プリントする枚数を1枚増やせばいいだけだ。

一方で、気をつけなければいけないこともある。

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おトクな船の旅(2)

おトクな船の旅は他にもある。阪九フェリーは、大阪・泉大津港と北九州・新門司港、神戸港と北九州・新門司港の 2航路を運行している。どちらも夜行便のため、各港の出発は夜、到着は翌朝だ。

瀬戸内の航路のため、高速道路が大きなライバルだ。数年前のガソリン価格の高騰、高速道路の大幅割引などで減便も行われたが、いろいろなサービスを提供して顧客を集めている。

阪九フェリーのおトクなプラン「ヴィーナストラベル」から確認することができる。

関西からだと、マイカーやバイク利用の大幅割引の往復プランや、JRのオレンジカード3,000円分がセットになった 1万円で関西—福岡を往復できるプラン(人のみ)などがある。

九州からだと、ユニバーサルスタジオジャパンのスタジオ・パスがセットになった往復プラン、京都観光ができ、関西の私鉄も利用できる券がついた往復乗船券のセットなどがある。いずれも料金は 1万円前後だ。

以上のような個人プランに限らず、団体ツアーも企画されている。関西、または九州の名所を船中 2泊、もしくは船中 2泊+現地 1泊の旅程で巡るものがほとんどだ。

どのプランも14日前までの予約が必須だが、上手に使えばかなりおトクに旅ができるのだ。また、追加料金で部屋のグレードを上げることができるので、より快適な船旅を演出することもできる。

なお、大阪南港—北九州・新門司港を結ぶ「名門大洋フェリー」も、阪九フェリーのようなタイプの往復割引のプランや団体旅行を企画している。船内の設備、港へのアクセス、好みのプランなどをよく見て、気に入ったものがあれば利用してみよう。

関西—九州間は、新幹線、航空機、バスなど多様な選択肢がある。しかし、値段が比較的安く、居住性の高い乗り物は船だ。とにかく横になるスペースが必ずあり、追加料金で個室を確保することができる。船内に風呂やレストランがあり、ゲームコーナーやカラオケルームも船内にはある。天気が良ければ、星空を眺めることも可能だ。夜行便といえども時間はかかるし、港へのアクセスも便利とは言えないかもしれない。だが、うまく使いこなすことができれば、ほかのどの交通手段よりもおトクで快適に旅することができる。

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おトクな船の旅(1)

あたり前の話だが、日本は四方を海に囲まれた島国だ。そのため、昔から船が物流の手段として使われてきた。近年は鉄道、道路、航空機の発達で、旅行で船を使う機会はほとんどないかもしれない。しかし、利用方法によっては、船はかなりおトクに使えるのだ。

商船三井フェリーは、東京 − 北海道間のバスと船をセットにした切符を発売している。東京 − 札幌間は「パシフィック・ストーリー」、東京 − 小樽間は「おたる・ストーリー」、東京 − 旭川間は「あさひかわ・ストーリー」、東京 − 富良野間は「ふらの・ストーリー」という名前になっている(「商船三井フェリー」ホームページ)。

大洗港から苫小牧港は船による移動だが、東京駅から大洗港、苫小牧港から北海道内の都市の移動はバスによるものだ。通常なら船会社、バス会社の切符を個別に買う必要があるのだが、この切符ならすべてセットになっている。

料金も割引されている。期間によって価格の差はあるが、オフシーズンだと片道1万円未満で移動できるのだ。また、船は夜行便のため、寝てる間に移動するので時間の節約もできる。船で寝るわけだから、横になることもできる。さらに、追加料金で船の等級をアップし、より快適な船旅を演出することも可能だ。

北海道に行くならたいていの人は飛行機を思い浮かべるだろうが、とにかく安く行きたい、船旅を楽しみたい場合は、こういう手段もあるのだ。

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冬のコートは空港の施設を賢く使う

日本の冬の間に熱帯地域に旅行する際、冬のコートやジャンバーが荷物となることがある。持って行くと、確実に荷物になりかさばる。そのような状況でも、空港施設を賢く使えば、少ない荷物で熱帯地域へ旅立てるのだ。

一番簡単なのは、空港内のコインロッカーを使うのだ。関空でも成田でも1日(24時間)300円から利用できる。2日から4日以内の海外旅行なら、気軽に利用できる。

5日以上の旅行の場合、コインロッカーだと割高になる場合がある。その場合は、空港内の「手荷物一時預かり」を活用しよう。例えば、関西空港の場合、コートは5日間1,200円で預かってくれる。これより長い期間は、割増料金で預かってもらえる。各空港や窓口によって料金が異なる場合があるので、出発空港に問い合わせておくとよい。

空港内には、「宅配サービス」というのがある。これは本来、帰国した人のお土産やスーツケースを送ったり、自宅から主発空港までに荷物を運んでもらうサービスだ。「出発するのは冬だが、帰国するのは暖かくなってから」という場合には、空港までコートを着て、出発前に家に送ってしまえばいい。家に受け取る人がいることが条件になるが、長期滞在でコインロッカーや一時預りサービスで支払う高額な料金と比べると安くつくはずだ。

このような施設を上手に活用して、より快適な旅行を目指そう。

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喜ばれるおみやげ(日本の人に)

前回は、アフリカの人に何をお土産として渡したらいいか、を取り上げた。今回はその逆だ。日本人に何をお土産として買っていけばいいかを考える。今回もベナンを中心に考えるが、ほかのアフリカの国で買ったお土産も取り上げる。

私のおすすめは、日本人の口に合いそうな食品だ。もちろん、検疫、免税の範囲内で。

ベナンで買った食品で一番喜ばれたのは、「カシューナッツ」「ピーナッツ」「ドライバナナ」だ。特にカシューナッツは、塩とバターの味付けが絶妙で、単なるおやつとしてだけでなく、酒のつまみとしても美味しく食べることができる。

そのほか、「パイナップルジュース」やベナンの炭酸飲料「youki(ユキ)」もお土産として最適だ。ただし、液体は荷物が重くなるうえ、多くの人に分けることはできない。

もし、紅茶やコーヒーの生産が有名な国、例えばタンザニア、コートジボワールなどを旅行したら、ぜひ紅茶やコーヒーを買って帰ろう。

タンザニアのスーパーには、タンザニア産の紅茶が山のように売られている。一部の商品は、1人用のティーパックがいくつも入ったセットとして売られている。こういうものは、オフィスに置いておいても、好きな人が必ず消費してくれる。

コートジボワール産のコーヒーを別の旅行者から貰ったことがあるが、ものすごく香ばしく美味しかった。紅茶好き、コーヒー好きには、絶対に買うべきである。

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喜ばれるおみやげ(現地の人に)

アフリカ方面に旅行し、かつ現地の人に会う予定がある人もいるだろう。その際、お土産に何を渡したらいいのかと考えることがあるかもしれない。アフリカ人が喜ぶ日本からのお土産とはなんだろうか。ベナンの人にあげたお土産を例に、話を進めていく。

私の私的な経験では、「文房具類」が喜ばれた。具体的には、「ボールペン」「電卓」だ。

「ボールペン」は、ベナンで学術調査をした際、調査協力者に一人1本渡したものだ。よほどの金持ち以外は、みな喜んでくれた。ベナンの文房具は中国製が多いのだが、安物は品質がよくない。高級品は、庶民の買える値段ではない。ボールペンの1本でも、庶民の人たちは喜んでくれた。

ただ、ベナンや西アフリカでは、青色のボールペンの方が広く使われている。黒色のボールペンも使われているので黒色を持っていっても問題はないが、青色の方がより喜ばれるだろう。

なお、仮に日本で中国製のボールペンを持っていっても、それほど問題はない。日本で売られている中国製品は、他の国で売られている中国製よりも高級品だ。したがって、「日本で買った」と言えば、たいてい喜んでくれる。予算に余裕があったら、日本製造で日本から持ってきたボールペンを渡せばいい。

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旅に出られない時・旅に出るまで時間がある時 〜その3〜

「(身分的に)まだ旅に出られる状態ではない」
「次の長めの休みまで半年以上ある」
「もう少しお金をためないと海外旅行には行けない」
といった上の 3つの条件に一つでも当てはまった場合、どういう心構えを、あるいは準備をしておくべきか。3回目の今回は、「語学の勉強をする」というテーマ話を進める。

添乗員同行のツアーだったり、ソウルや台北に行くくらいなら、日本語で旅行することも不可能ではないだろう。ただ、あいさつやお礼を言うことくらいは現地語でするのがマナーであると思う。

語学の勉強と言っても、何も語学教室に行ったり、NHKのラジオ講座を真剣に聞くことを言っているのではない。市販の語学教材で、挨拶や数字、買い物時に使えそうな表現をいくつか覚えるだけでも良いのだ。できればCD付きの教材を買って、ひたすら真似するのがいい。アルファベットや文字の読み方を書いたカタカナをそのまま読んでも、通じないことが結構あるからだ。

面白い教材として、情報センター出版局が出版している『旅の指さし会話帳』シリーズがある。CDは付いておらず、また全ての国や地域を網羅しているわけではない。しかし、絵がすごくわかりやすく、タイトル通り絵を指さすだけで現地の人からきちんとした答えが返ってくるのだ。最近はスマートフォンのアプリでダウンロードすることができるようになった。スマートフォンのものは、絵を押せば、音声が出るのものになっている。おまけに書籍版よりも安い。CD付きの教材と遜色ないので、スマートフォンのアプリも一考だ。

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旅に出られない時・旅に出るまで時間がある時 〜その2〜

「(身分的に)まだ旅に出られる状態ではない」
「次の長めの休みまで半年以上ある」
「もう少しお金をためないと海外旅行には行けない」
といった上の 3つの条件に一つでも当てはまった場合、どういう心構えを、あるいは準備をしておくべきか。2回目の今回は、「必要な物を準備しながらお金をためる」というテーマ話を進める。

当然、旅には資金が必要だ。社会人なら旅行できる期間が制約されることが多いから、割高な金額を覚悟しておかなければならない。学生の場合、多くは資金が潤沢にあるわけではないが、比較的時間の融通がきく。安い時期に旅行に行くことはできるが、それでもある程度の資金は必要だ。

そして、旅費以外にも、必要な物を準備しなければならない。

ところで、必要なものとは何があるのだろうか。

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旅に出られない時・旅に出るまで時間がある時 〜その1〜

「(身分的に)まだ旅に出られる状態ではない」
「次の長めの休みまで半年以上ある」
「もう少しお金をためないと海外旅行には行けない」

多くの人は、上の 3つの条件にどれか一つ当てはまることがよくあるだろう。

そんなときに、どういう心構えを、あるいは準備をしておくべきか。大きく分けて 3つのことについて述べていきたい。今回はその 1回目だ。1回目の今回は、「とにかく情報を集める期間にする」というテーマ話を進める。

少なくとも、自分がどの国や地域に行きたいかは目星は付けているだろう。(そうでないと、実際に出発することはできない。)行きたい国や地域が決まったら、とにかく情報を集めることだ。集める手段として考えられるのは、以下のA〜Dの4つだ。

A:ガイドブック(日本語、英語)
B:各国政府観光局
C:インターネット
D:旅行記、実際に行った人の話など

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